官邸前集会分断作戦〜鉄柵は重く威圧的だった(笠原眞弓) | |
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官邸前集会分断作戦
笠原眞弓
今日(7/13)は過剰警備と聞いていたので、重いパソコンを持っていたけど、官邸前金曜集会に行った。5時25分、すでに国会議事堂前は4番でしか出られな く、出てもいったん財務省の方に下り、Uターンして官邸前へ。すんでのところで鉄柵に阻まれるのをかろうじてすり抜け、官邸前に進んだが、3番出口でス トップ。警察の警告を無視すれば、その上まで行けたが、デモの列の中にいることを選ぶ。「再稼働は犯罪」というプラカードに刺激され、「再稼働ハンザイ」 とコールをすると、いつの間に「ハンザイ」が主流に。 6時40分頃までいたが、知人を見つけ一緒に国会正門に向かう。途中交通止めにあい、内閣府裏の道から六本木通りを左折して議事堂方向に行こうと したが、はじめ若い制服に阻止され、無視しようとした中年の私服が「俺に任せろ」的に交代し、あちらを回れという。知人が食い下がると、「ご年配の方だか ら、私がお話すれば分かってくれるかと思って……」という。私も「よくわかりました。議事堂前に行くのに、そんな大回りはできない。ここ、誰もいないじゃ ない、通らせて。ところであなたも、再稼働には反対でしょう?個人的には、許さないと思っているでしょ?」と相手の胸に手を当てて話すと、「もちろんで す。では、今回だけどうぞ。何か言われたら、下でOKされたと言ってください」と。 ところで、他にも規制が過剰なのは目に余った。車道を解放しろという抗議に対して、警察は、「今日は、歩道ですること、歩道の歩行を妨げないこと を話し合って決めて」と鉄柵を境に話し合っている。「本当に主催者もそういったのか?」という質問には「話し合った」を繰り返すばかり。一方的通告かもし れない。 鉄柵は重く、威圧的ですらある。車道を通行人に解放する今までのやり方の方が、平和的と思った。 今回は、久しぶりに警官と会話が成り立った。3番出口の前にいた警察官になって4年目という若いおまわりに「じゃあフクシマも行ったのね」「え え」「どんな仕事したの」「いろんなことしました」「つらかったこともあったでしょう?」「役目ですから」「全国から福島へは行っているのでしょう。また 事故があったら、また行くのよね。そうならないように、私たち今がんばっているのよ」と話した。 国会前正面はそんなに人はいないようだけど、狭い場所にかたまり、おまわりが歩道に載るようにと、ロープを引っ張っている。少し険悪。そこでも同 じように、「本当は、再稼働反対でしょ。こっちに来たいでしょう?」と話しかけると思わず頷き、あわてて「歩道に載ってください」と叫んだ。 7時30分、知人と別れ、テント広場へ。何回買ってもすぐなくす缶バッチを買って、冷たい水をおいしくいただく。 そこで、若い知り合いにあう。今日は何人の知り合い、友人、活動仲間にあったことか。15、6人だったが、みんなひとりで来ていたのには驚いた。 地下鉄に下りるのに、あまりの疲労にごめんなさいと謝りつつ、エレベータを使った。明日からの3連休、体力仕事の予定がぴっちり。16日の10万人集会も頑張らねば。今日はその日のための紙も買ってきた。新しい川柳でデモをする予定。 Created by staff01. Last modified on 2012-07-14 04:11:56 Copyright: Default |