寺本です。
27日午後、府立学校卒業式(3月分)での不起立者12名、および豊中、高槻、茨木の小中学校卒業式での不起立者3名に戒告処分をおこないました。ホットライン(「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪)では詳細を把握していなかった茨木での不起立は、式場後ろ側にいて立ったまま、生徒指導を行っていた教員が「君が代」斉唱時に床に座り込んだことを理由にしていると報道されています。
ホットラインでは、今日の不当処分に対して、府庁別館前での抗議行動を呼びかけました。この呼びかけに応えて、当日に処分を行われた不起立者6名を含む約100名が参加。東京からは根津さん、千葉からも千葉学校合同の吉田さんが駆けつけてくれました。
府庁前での抗議集会では、不起立者が次々と発言にたち、「君が代」起立斉唱の強制と不当処分の問題点を指摘しました。処分伝達会場の府公館に入っていく不起立者を拍手で送りだし、大きなシュプレヒコールで声を会場内に届けました。15時過ぎには、府教委に抗議申し入れをおこないました。
処分伝達された不起立者が集会に戻ってきた後、その様子が報告されましたが、その権威主義、形式主義に参加者から失笑が起こるほどでした。
考えていたよりも早く、4時頃にはすべての不起立者が公館を出たことを確認し、最後に府教委に向けて力強いシュプレヒコールをぶつけて、この日の行動を終えました。
この抗議行動は反処分闘争の出発点です。入学式も含めて、今後の闘いにとりくんでいきましょう。
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staff01.
Last modified on 2012-03-29 16:26:51
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