安全・安心・アクションin郡山 心をつなぐ市民測定所
今年１月１８日に福島県郡山市に開設された市民放射線測定所「３a郡山」（福島県郡山市桑野）を訪ね、測定所を立ち上げた経緯、目的を聞いた。測定所を立ち上げたのは、市民団体「安全・安心・アクションin郡山（３a郡山）」。
３a郡山は、放射能の不安に悩みを抱えた子育て真っ最中の郡山の母親が昨年６月２０日に６人でたちあげた「安全安心を求めて行動する会」を母体に１０月２０日に設立された。同会は、以降定期的な座談会の開催や市議会への請願書提出行動を行なってきた。
「福島から避難したくてもできない人たちが、内部被曝を最小限に止める方策を見つかるために、測定器がどうしても必要だった」と語るのは同会事務局長の根元淑栄さん（１児の母、郡山市在住、写真上）。それが、測定所立ち上げの動機にも連なった。
測定機器は、「カタログハウス」から無償で貸与され、測定所の会場は福島県教職員組合郡山支部の教組会館内に置かれた。
同会代表の野口時子さん（２児の母、郡山市在住、写真上）は、「今後は、測定所に来られた方が本音で語り合えるカフェをめざしていきたい」と、測定活動を通じ不安を抱えた郡山市民をつなぐ活動につなげていく方向性を語った。（湯本雅典・取材：３月９日）
安全・安心・アクションin郡山（３a郡山）のHP
http://aaa3a.jp/
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