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米国オキュパイ運動・西海岸報告(2)
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*レイバーネットMLから

レイバーネツトの皆さんへ。昨日お伝えした通りアメリカの今、
の一端を報告します。
 ◇バークレーでのオキュパイが始まったのは丁度一ケ月前の
  10月15日、バークレー校のスプロールプラザ前と市議会前
  広場にテントサイトができている。63〜64年全米に公民権
  運動の広がりをバックにバークレーの民主主義の原型を
  作ることになったフリースビーチ・ムーブメント。その同じ舞台の
  石段に『これがわれわれの歴史だ』『歴史は今繰り返す』と書か
  れたパネル、当時と今の写真が並べられている。

 ◇11月15日、オークランドからのデモを迎えて5時からゼネラル
  アッセンブリー。この時点で会場は若者たちで埋め尽くされる。
  集会は夜に続き、8時半からクリントン政権の労働長官で現
  バークレー校教授のロバート・レイヒ氏が記念演説をすると
  いう。夜には屋根に登る学生も。レイヒ教授は伝説的学生
  リーダー、マリオ・サビオと同じ石段に立った。

 ◇当日の教授の熱い演説の結びを紹介しましょう。『もっとも根本的問題は
  等しく与えられるべき機会の均等が破壊され、この国の建国の礎となつた
  道徳が踏みにじられていることにある』『しかし、The Days of Apathy are Over
  、諦観と無関心の時代はもはや終わったのだ』と。

 ◇翌日話をするとほとんどの学生がこのフレーズを覚えていた。
                        (また明日に続けます 木村 修・記)



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