リオキュパイ(再占拠)が始まった!ニューヨーク・リバティプラザ排除で1%と人々の亀裂が決定的に | |
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ニューヨーク時間2011年11月15日未明、億万長者ブルーンバーグ市長の意向を受けた市警がリバティスクエアを急襲し、200人ほどの占拠者を暴力的に逮捕し、テント類を一斉撤去しました。大企業・投資家の横暴と狂った格差社会への抗議を約2ヶ月続けてきたウォール街占拠運動は、すでに全米・全世界に拡大しています。占拠運動発祥の地を1%が何度排除しようが、99%のエネルギーを止めることはできません。 すでにリオキュパイ(再占拠)が始まっています。15日午17時リバティスクエアは再び開放されました。18時現在、多数の占拠支持者が戻ってきています。その模様はこちらで視聴できます。すでにOWSの各チームが備品等を持ち込み、復興が始まっています。戻ってきた人達が「お帰り」「マイクチェック」などと声を上げています。怒ってはいますが、冷静で表情も明るいです。19時からはいつも通り総会が行われます。 ニューヨーク州最高裁は15日午後、米国憲法修正第一条(公民権)がウォール街占拠に適用されることを否定する不当判決を出しました。1%側はとにかく「テント」は排除するという姿勢で、テント常設を今後どうするのか、総会で話し合われる予定です。州最高裁は同時にニューヨーク市警が人々の出入りを排除しようとしたり物品を略奪する行為は認めないとしました。現在プラザ内に警察がまだ展開していますが、これは裁判所の判決を無視した違法行為だと批判されています。OWSの掲示板では、法曹界も腐敗しているのだから法律家に多くを期待せずこれまで通りピープルパワーに依拠していこう、Occupy Wall StreetからOccupy All Streetへ、などといった声も聞かれます。 労働組合など大きな組織もリバティプラザ急襲に対して17日木曜の夕方にカウンターデモを企画したようです。私のところにもいくつかのメーリングリストで参加呼びかけが来ています。すでに数々の世論調査で、占拠運動が米国社会の多数派の支持を受けていることや、警察による排除は認めないという世論が圧倒的であることは証明されています。今回の警察によるリバティプラザ制圧騒動により、ますます多くの人・団体がOWSのために立ち上がると思います。これからさらに寒くなっていくニューヨークですが、ウォール街はこれまで以上に熱くなりそうです。 Created by JNK and Staff. Last modified on 2011-12-01 04:32:11 Copyright: Default |