脱原発のうねりに200名〜通行人を巻き込み「大ナゴヤ大サウンドデモ」 | |||||||
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3・11震災から6ヶ月の9月11日、名古屋市では若手のアクティヴィストたちによって911「大ナゴヤ大サウンドデモ」が行われた。主催は同実行委員会。 911サウンドデモは、フェミニストの立場を前面に打ち出したネーミングセンスで、一部で大変注目を浴びた「原発サヨナRiot Grrrl!サウンドデモ」を6月11日に主催したメンバーが、参加者を拡大して実行したもの。 名古屋市中心街に近い若宮大通り高架下広場にて、晴天のもと、12時から野外ライブが行われ、露店や手作りアート展示会などに若者など200名以上が集った。 震災のあった午後2時46分には、主催者の呼びかけで参加者全員で黙祷が行われ、3時からデモに出発。本格的なサウンドカーが準備され、栄〜大須の中心街を踊りながら行進、大須商店街の買い物客などの通行人を巻き込む勢いで、脱原発を訴えた。休日の名古屋大須商店街は若者を中心とした買い物客でにぎわうが、ひときわ大音量で盛り上がるサウンドデモは飛び入りの参加者を得て大きな注目を集めた。 特筆すべきは、ローカルなデモには珍しく?20代30代の若者(女性、男性問わず)が参加者の中心だったこと。大音量のDJコールを先頭に、路上で自らの身体を使って自由に表現することを、楽しみながらデモに参加する姿勢が見られた。人生で初のデモに参加してとても楽しかった、という20代前半の若者の感想もあった。 愛知県警は数十名の警察官を動員し、サウンドデモを規制し、一時緊迫する場面もあったが、デモのエネルギーは警察によるデモ隊列の分断や、横幅規制などの圧力に負けずに、街頭表現しようという勢いがあったと思う。心配されていた逮捕者は出なかった。 9月11日から19日まで、全国的な脱原発の行動が呼びかけられており、名古屋市を中心とする中部圏でも、9月19日(月・祝)に大規模デモなどのアクションが準備されている。 (関西報道部・木村ジョウ) (※写真を準備中) 主催者ウェブサイト http://nagoyasounddemo.tumblr.com/ Ust中継(IWJ愛知チャンネル) http://www.ustream.tv/recorded/17201181 Created by vein2. Last modified on 2011-09-12 12:38:12 Copyright: Default |