津島市のネパール人夫妻監禁事件、笹日労が奪還 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第367回(2024/11/7) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
情報提供:Esaman
http://www.janjanblog.com/archives/49415 津島市のネパール人夫妻監禁。笹日労が奪還。警察・入管もグル?! 2011年 9月 6日 23:55Esaman ネパール人のコックさん夫婦を、 携帯、パスポート、外国人登録証を取り上げて働かせ、 支払われた賃金は半年で4万円。 これではやっていけないと、コックさん夫妻が文句を言うと、今度は水もトイレもない場所に監禁。 監禁場所から逃げ出したコックさん夫妻が労働組合に駆け込み、 警察と一緒に荷物を取り返しに行ったところ、警察が労働組合の人達を追い返し、コックさん夫妻を 経営者に引渡し、再び監禁される。 このような「はたして日本の出来事か」と疑いたくなる事件が、愛知県の津島市で発生しました。 8/30、やっとでコックさん夫妻の監禁されていることを認め、監禁現場のレストラン「霞」の前で阻 止線を張る警察。レストラン霞は、経営主の自宅と同じ敷地にある。 二人が監禁されていた「倉庫」は、右の警官の頭の上あたりにあった。(笹日労提供) 今回の事件で、1ヶ月以上監禁されていたネパール人コックさん夫妻が働いていたのは、 愛知県津島市にある「霞(かすみ)」というレストラン。 まず単身で旦那さんが日本にやってきて、 2010年の7月から働いていましたが、20万という約束でも実際には5〜6万円。 2011年には、1月〜7月の間で4万円しは支払われていませんでした。 働きはじめると同時にパスポートーと外国人登録証を取り上げられました。 奥さんを呼び寄せると、携帯電話も取り上げられます。 あまりに条件がひどいので抗議して、やめようと荷物を整理していると、経営者は警察に通報。 警官がやってくると、コックさん夫妻を荷物を外においたまま寮(レストランと同じ敷地にある)に押 し込んで外からカギをかけ監禁します。 そのときにやってきた警察官はなにもせず帰ったそうです。(7/25か26頃) その後、経営者に警察に連れて行かれて、警察官に 「パスポートはどこだ」と聞かれて「経営者が持っている」と答えたところ、経営者は否定。 逆に「包丁で脅された。現金とナンを盗まれた」などと言い出し、そのままとなります。 入管では「10年のコック経験がない」という日本語の(嘘の)セリフを言わされて、強制退去の手続き を取らされます(8/8)。 コックさん夫妻はそのあとも監禁され続けますが、レストランで働いているほかのネパール人になん とか連絡をつけ(8/20頃)、 同僚のネパール人は、外国人労働者問題に強い、笹島日雇労働組合(笹日労)に相談。 警察官とともに監禁レストランにやってきます(8/23)。 監禁されている寮から「助けてくれ」という声がしているのに、警察官は経営者の話だけを聞いて退 散。 笹日労のメンバーも帰させます。 津島警察は「監禁ではない。本人達に問題があるから仕方がない。私もあのレストランでコックに会 ったことがある」などと説明したそうです。 笹日労とあるすの会が出した、コックさん夫妻監禁を放置している津島警察にたいする抗議文。 その夜、コックさん夫妻は別の場所にあるマンションの11階に移されて監禁されますが、窓を伝って 脱出。 笹日労に駆け込みます(8/24)。 笹日労のメンバーとコックさん達が入管と警察に抗議をし、パスポートなどの荷物を取り返すために 、 警官を伴って監禁レストランに押しかけたところ(8/29)、 なんと警察官は「二人を連れて帰ると違法行為になる」などと言い出し、再び笹日労のメンバーを帰 させます。 コックさん夫妻は再び監禁され、今度は住居ですらない倉庫に、オマルと共に押し込まれます。 笹日労のメンバー30名が抗議と救出のために監禁レストランを包囲。 警察や市会議員もやってきて、笹日労を追い返そうとしますが、ネパール語に呼びかけに答えて、 倉庫の中からハンカチを振っている様子が見えて、やっとで警察は警戒線を張って突入。 やっとで二人は開放された(8/30)そうです。 なんとも信じられない話ですが、本当の事件です。 後日、詳細を報告します。 Created by staff01. Last modified on 2011-09-07 09:29:35 Copyright: Default |