「個人事業主」も労働者、最高裁が認定 | |
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北@出版ネッツです。
広く報じられていますが、昨日、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は、新国立劇場事件とINAXメンテナンス事件で、ともに判決を出し、合唱団員や個人事業主が「労働組合法上の労働者」であると認めました。 朝日 http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY201104120393.html 毎日 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110413k0000m040124000c.html 日経 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E0E2E7888DE3E0E2E6E0E2E3E39180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000 東京(共同通信) http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041201000993.html このうち、新国立劇場事件では、私たちも合唱団員・八重樫節子さんと音楽ユニオンの運動を支援してきました。 昨年6月24日の出版研究集会・分科会「組合があって良かったと思う瞬間(とき)」(http://53317837.at.webry.info/201006/article_25.html) 、11月3日のフリーランス文化祭のシンポ・第1部、文化庁前で生演奏つきでアピールしたMIC争議総行動をはじめ、さまざまなシーンを思い出しています。 出版でも、「労働者でないから」「雇用でないから」と言って、不払いを起こしながら話し合いにも応じようとしない動きが一部の経営(とくに投 資・金融系の会社が出版に参入した場合)にあるなか、当たり前の結論とはいえ、高裁での非常におかしな判決を破棄して、最高裁の明快な司法判断が出たこと は、本当にうれしいニュースです。 八重樫さんの争議の決着はもちろん、今後、この判決を活用し、「雇用でない」形ではたらく者の組合への参加と、団体交渉権の活用を進めていきたいと思います。 北健一 Email k-kita@h7.dion.ne.jp 実はこのテーマにふれた本 古山修さんとの共著『イラストでわかる 委託・請負で働く人のトラブル対処法』 (イラスト・広浜綾子さん、編集・杉村和美さん、東洋経済新報社、1300円+税) Created by staff01. Last modified on 2011-04-13 12:32:02 Copyright: Default |