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いまだに危険な状況下に置かれた福島の子どもたちを救おう!
DVD「子どもたちを放射能から守れ 福島のたたかい」のご購入を!

 私の新作映画「子どもたちを放射能から守れ 福島のたたかい」(37分、16:9)のDVDのご紹介をします。

 3月11日の震災、12日、14日の福島第1原発の水素爆発、それは私たちにとって今まで経験したことのない、すべての人を窮地に陥れる「放射能災害」を引き起こしました。

 私は、震災直後は身近で始まった市民の活動の取材を始めました。その運動は最初はゆっくりと、そして徐々に加速しその輪を広げ、「脱原発」の雰囲気は大きな世論となりつつあります。

 しかし、一方で福島現地では事態は一向に好転しない状況が続いています。福島原発の事故の収束は進むどころか「メルトダウン、メルトスルー」であったことが、ひた隠しにされていたことが発覚しました。また水素爆発がまきちらした放射性物質は、福島県内外に飛散し地表等に付着し放射線を出し続け、その結果学校や保育園等では子どもたちが外での活動ができなくなっている事態が続いています。この事態に対して国や福島県は、「年20ミリ〜100ミリシーベルト、毎時3.8マイクロシーベルトまでは、安全」と言い放ち、被災直後の各教育施設の放射線値測定を怠り、子どもたちを放射能の中で放置してきました。そしてその状況は基本的には今も続いており、事態は何も変わっていません。

福島の子どもたちは、今でも外で満足に遊ぶことができず、屋外プールもできず、除染活動を独自に進める市町村が増えつつも、そこで出た放射性廃棄物の処理方法はほとんど何も決まっていません。

毎時3.8マイクロシーベルト基準は今も生き続け、この高い数値を基準に子どもたちの生活が安全か否かが、今だにはかられています。この事態を根本的に変えるには、福島県外からの全国的な支援活動以外をもっと強めること以外にはないと思います。

 この事態の危機を真っ先に察知したのは現地の親、そして教職員組合でした。この映画は3月以降の福島の親、教師の闘いを時間の流れを追いながらまとめたもので、7月23日レイバー映画祭で首都圏では初めて上映されました。私はこの映画の普及を通じ、いまだに危険な状況下に子どもたちが放置され続けている現実を全国に知らせたいと思っています。

このDVDビデオ販売活動は、その収益の半分を子どもたちの避難、学校や地域の除染、対行政交渉などをすすめている「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」(代表・中手聖一さん、ブログ:http://kofdomofukushima.at.webry.info/ 略称「子ども福島」でも検索できます。)にカンパとしてお送りする支援運動としても位置付けております。

・予告編(3分52秒)をユーチューブでご覧いただけます。
 http://www.youtube.com/watch?v=wnHN97kaQ3c
・価格:1本2000円(税込、上映権付)+送料200円(振込用紙を品物に同封します。郵便局窓口で振り込み手数料120円がかかります。)

 ご購入ご希望の方は、郵便番号、ご住所、お電話番号、お名前、希望本数を明記のうえ下記のメールアドレスまでお願いします。またその際、宣伝用チラシの送付のご希望があれば(無料)枚数明記のうえお申し付けください。 yumo@estate.ocn.ne.jp

・また、委託販売も受け付けます。受け付けは5本以上。送料無料、8掛け(1本1600円)でお分けいたします。(湯本雅典)


Created by staff01. Last modified on 2011-08-09 21:40:35 Copyright: Default

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