報告:朝鮮学校への『無償化』即時適用をもとめる大集会 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
「私たちも同じ、高校生です!」「高3の生徒のことを考えてほしい!」 2月26日、「朝鮮学校への『無償化』即時適用をもとめる大集会」が東京・代々木公園で開催され、1500人が集まった。主催は、「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会。 現在、朝鮮学校への「高校無償化」適用手続きは「凍結」されている。文部科学省は、2月4日、2010年11月の軍事衝突を挙げ、「不測の事態に備え、万全の体勢を整えていく必要があることに鑑み」手続きを停止するという1遍のファックスを朝鮮学校に送った。しかし「政治的な理由で排除するということはない」ということは、昨年政府が何べんも発言してきたことだ。この結果、朝鮮学校高級部(全国で10校)の高校生は一年近くもほったらかしにされ、高校3年の生徒は数日後に卒業式を迎えるという事態にまで至っている。 高校生の怒りと悲しみは、もう限界である。以下は、集会場での高校生・大学生の声である。 「最初は無償化がされると思っていた。でも未だに実現しないのには腹が立つ」(高1) 「今日は、この問題に決着をつけようとやってきました」(高1) 「もういらいらします。なんでデモに参加しなければ無償化が実現しないのか。疑問です」(高2) 「学ぶ権利というのは、どんな場合でも侵害されてはいけないと思って、集会に来ました」(高2) 「朝鮮学校の生徒がどのように生きているのかを見てほしいのです。生きる権利は誰にでもあるということをわかってほしいです。」(朝鮮大学生) 集会主催者は、集会の最後に「無償化が実現するまで、何度でも集会、デモに取り組む」と決意を表明した。また今回の集会には、前回の集会(昨年9月26日)を上回る324団体が賛同した(前回は、248団体)。怒りは大きく広がっている。朝鮮高校生の思いをかなえるために、政府は朝鮮学校への無償化を即時断行すべきである。(湯本雅典) Created by staff01. Last modified on 2011-02-27 01:16:12 Copyright: Default |