*転載情報
内部告発サイト「ウイキリークス」による米外交文書公開で米国の「本音」が暴露されています。
BBC、フランスTV(NHKのBS放送)で伝えられていることが日本TVメデイアでは、ほとんど報道されていません。
特にBBCですら、初日に報じた「イラン攻撃要請」については、触れなくなりました。
「サウジアラビア、ヨルダン政府が米政府にイラン攻撃を要請する外交文書」の暴露部分です。
また、「北朝鮮によるイランへの長距離弾道ミサイル技術が輸出されている」は、米国の対北朝鮮観が中東問題とリンクしていることがわかります。
イスラエルのリーバーマン外相は6月、来日して「北朝鮮は悪の枢軸国家」と発言し、日本民主党政権へ対北強硬策を煽っています。
この間の朝鮮半島でのきな臭い動きの「背景」としてウイキリークスが内部暴露した「米国の本音」を重ねると、日米メデイアの一部が「世論操作の道具」であることが改めて実感できます。
実像は「対イラン攻撃=反米イスラム政権解体」であり、これを止めさせようと動いたトルコ、ブラジルの「新中東外交」が今年の特徴だったと言えるでしょう。
今月3日には、アジア7か国500人が参加する「ガザ支援キャラバン隊」がインドのニューデリーを出発。インド、パキスタン、イラン、イラク、シリア、ヨルダン、レバノン、トルコ、エジプト9か国を陸路で交流しながら約3週間をかけてガザに支援物資を届けます。日本からも参加します。
パレスチナ連帯運動が南アジア、東南アジアにも拡大してきました。
米国でも「ガザ支援船」準備、イスラエルボイコット運動が拡大し「パレスチナ連帯運動が第二のベトナム反戦運動になりだしている」とCNNが怯えた警告を書いています。
来春にも日本人が参加するアジア発「ガザ支援船」第二弾出港が準備されています。
「イラン攻撃危機」の高まりに応じて世界各地で、「パレスチナ連帯」「反戦」運動が高まる年になることが今から予感されます。
12・1 JAPAC会員
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staff01.
Last modified on 2010-11-30 11:53:30
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