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デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップロードをご報告するとと
もに、今週の注目トピックスをお知らせしています。
  ツイッターでもお知らせしています →ID democracynowjp 


新着ストリーミング ********************************************
2010.03.04-2 イスラエルに対するボイコットは有効か(動画 13分)
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イスラエルの非道を止めることができるのは外交や軍事ではなく、市民による非
暴力の国際運動でしかないと、ますますはっきりしてきたようです。ガザ支援船
や救援コンボイなどに加えて近年勢いを増してきたのが、イスラエルに対するボ
イコット運動です。 2005年パレスチナの市民社会を代表する諸団体が創始した
BDS運動は、イスラエルに国際法を順守させるためのボイコット(Boycott)、投資
撤退(Divest)、制裁(Sanction)を世界の人々に呼びかける非暴力国際キャンペー
ンです。かつて南アフリカのアパルトヘイト政策廃止を求めて大々的に行われた
国際ボイコットと投資撤退の運動からヒントを得たものでした。いまやヨーロッ
パを中心に世界的な広がりを見せはじめています。でも米国では、ボイコットの
有効性をめぐってイスラエルを批判する人々の間でも意見が割れています。チョ
ムスキーのような辛らつな批評家でさえ、イスラエルに対するボイコットには懐
疑的です。ボイコットは本当に有効な戦術なのか?BDS運動の創始者の一人で、
パレスチナ出身の政治評論家オマル・バルグーティと、米国シャローム・セン
ターの創設者で、反戦・公民権運動に長年かかわってきたアーサー・ワースコウ
師の討論をお届けします。
つづきはこちら → http://democracynow.jp/submov/20100304-2 (動画 23分)

ゲスト:
*オマル・バルグーティ(Omar Barghouti)パレスチナ人の人権活動家、評論
家。イスラエルに対する国際ボイコット、投資撤退、制裁を呼びかけるBDS キャ
ンペーンの創始者の一人。

*アーサー・ワスコウ(Rabbi Arthur Waskow)反戦運動や公民権運動に長年活躍
してきた米国の活動家、ユダヤ教ラビ。Shalom Centerの設立者

字幕翻訳:桜井まり子/校正・全体監修:中野真紀子・高田絵里


新着ストリーミング ********************************************
2010.02.01-1 フリーダム・ライダーズ 人種隔離バスへの抵抗
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公民権運動の歴史には、秘められた宝物がいっぱい埋まっているようです。今か
らちょうど50年前、公共交通機関の人種差別を撤廃させた非暴力不服従運動「フ
リーダム・ライド」もその一つです。 南部では人種分離法によって、学校もレ
ストランもトイレや乗合バスの座席も、はては救急車までもが白人用と非白人用
に分けられていました。これに抗議するボイコットや座り込みが広がり、1960年
末に連邦最高裁判所は南部の人種隔離法は憲法違反とする判決を出しました。で
も南部はこれに従わず、差別の実態はなにも変わりませんでした。 その半年
後、10人あまりの黒人と白人が一緒に南部行きの長距離バスに乗り込み、人種別
の座席指定を公然と破ってみせました。
つづきはこちら → http://democracynow.jp/submov/20100201-1 (動画46分)


*スタンリー・ネルソン(Stanley Nelson) 映画作家。映画 The Freedom
Riders.の監督。他の作品には、The Murder of Emmett Till and Wounded Knee.
などがある。
ゲスト:
*ベルナール・ラフィエ(Bernard Lafayette) エモリー大学の宗教・紛争・平
和構築教授。1961年ナッシュビル=ニューオーリンズ間のフリーダムライドに参
加した。 

*ジム・ツワーグ(Jim Zwerg) 1961年ナッシュビル=ニューオーリンズのフリー
ダムライドに参加。アラバマ州モンゴメリーで群衆に襲われて重傷を負った。

字幕翻訳:川上奈緒子・阿野貴史/校正:大竹秀子/全体監修:中野真紀子・付天斉

ゲスト:
*マデリン・マルティネス(Madeline Martinez) マリファナ法規制改革 
NORML(マリファナ法規制の改正を求める全米組織)のオレゴン支部長。同州最
初のマリファナ・カフェをポートランドに開いた。

字幕翻訳:佐藤生実/校正:永井愛弓/全体監修:中野真紀子・高田絵里

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     今週の お勧めトピックス(英語のみ) 
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● BP社CEO 議会公聴会でメキシコ湾原油流出事故は会社側の無謀なやり方が引
き起こしたことを否定
http://www.democracynow.org/2010/6/18/hawyard_testimony
米国史上最悪の環境災害に拡大中の原油流出事故について、BP 社CEOトニー・ヘ
イワードは17日の米下院公聴会で数時間に及ぶ厳しい追及を曖昧な答弁でかわ
し、議員たちの非難を浴びました。公聴会証言は下院エネルギー商業委員会で行
われ、ヘイワードは60日前の4月20日に爆発した掘削基地に関し、同社の経費削
減方針との関連やこの問題で彼がどの時点で報告を受けたかなど、7時間にわた
る質問の集中砲火を浴びました。その抜粋を放送します。

●米ロバード・ライシュ元労働長官 米国はメキシコ湾復旧までBPを一時的に財
務管理下に置くべき
http://www.democracynow.org/2010/6/18/spill
BP社CEO トニー・ヘイワードの公聴会証言について、クリントン政権で労働長官
を務めたカリフォルニア大学バークリー校の公共政策学教授ロバート・ライシュ
の感想を聞きます。ライシュはBP社を一時的財務管理下に置くべきだと話しま
す。それで原油流出が止まるまで米政府が同社の一連の作業を管理できると主張
します。もう1人、消費者監視団体パブリック・シチズンのエネルギー部門責任
者タイソン・スローカムにも話を聞きます。

● トム・エンゲルハート 自著『アメリカ流の戦争のやり方:ブッシュの戦争
がどうオバマの戦争になったか』を語る
http://www.democracynow.org/2010/6/18/afghan
米史上最長の戦争として記録を更新中のアフガニスタン戦争の最新状況をトム・
エンゲルハートと議論します。エンゲルハートはウェブサイトTomDispatch.com
の創始者・編集者で、The American Way of War: How Bush’s Wars Became
Obama’s(『アメリカ流の戦争のやり方:ブッシュの戦争がどうオバマの戦争に
なったか』)の著者です。彼は、アフガニスタンでの米国の戦争は 1980年代の
ソ連のアフガン占領と厄介な部分で共通していると言います

●ウィキリークス創設者の捜査追跡の噂とイラクの殺人ビデオリーク元逮捕に見
る オバマ政権の機密情報内部告発取り締まり強化
http://www.democracynow.org/2010/6/17/wikileaks_whistleblowers
米国防総省の捜査官は、イラク市民を無差別に射撃する米国の武装ヘリコプター
を映した米軍の機密ビデオの公表に力を貸した、ウィキリークスの共同創設者、
ジュリアン・アサンジュの捜索をいまも続けていると伝えられます。 米軍は、
最近、特技兵のブラッドリー・マニングを逮捕しましたが、マニングはウィキ
リークスにビデオを渡した人物である可能性があります。 マニングの逮捕とア
サンジュの追跡は、内部告発者おびょび機密情報を漏洩する者に対するオバマ政
権の取り締まり強化を明るみに出しました。 ペンタゴン・ペーパーズを漏らし
たことで、おそらく全米でもっとも有名な内部告発者になったダニエル・エルス
バーグ、ウィキリークスの協力者で、調査報道ジャーナリストを保護するアイス
ランドの新しい法律を起草したアイスランド 国会議員のブリギッタ・ヨンスド
ティル、サロン・ドット・コム(Salon.com) の政治法律問題ブロガーのグレ
ン・グリーンウォルドに話をききます。

●ジェレミー・スケイヒルが語る、ブラックウォーター社主エリック・プリンス
のアラブ首長国連邦への移住の噂と、オバマ政権の海外での特殊部隊作戦の拡大
http://www.democracynow.org/2010/6/17/blackwater_special_ops
米司法省は控訴裁判所に対し、2007年にバグダッドのニスール広場で起きた虐殺
に関与したブラックウォーター・ワールドワイド社の警備員5人の裁判の正当性
を示すに足るまぎれもない証拠が存在すると述べました。 昨年、棄却された刑
事責任の再検討を求める法廷文書の中で、司法省は、「勝ち目のあった訴追に判
事が不当な幕曳きをした」としています。 この法的な進展は、悪名高い民間警
備会社ブラックウォーターの社主兼設立者のエリック・プリンスが、米国と犯罪
者引き渡し条約を結んでいないアラブ首長国連邦への移住を計画している可能性
があると報道されているさなかに起きました。 独立系ジャーナリストのジェレ
ミー・スケイヒルに話を聞きます。

●オバマ大統領の演説:BP社の「無謀さ」に言及 湾岸地区への補償を約束 グ
リーン・エネルギーによる未来を呼びかけるも 沖合油田採掘停止には言及せず
http://www.democracynow.org/2010/6/16/obama_address
BPのディープウォーター・ホライゾン掘削基地の爆発からほぼ60日、これまでに
数億ガロンもの原油がメキシコ湾に流出拡散しています。オバマ大統領は就任後
初の執務室からのテレビ演説の殆どを、BP流出原油がもたらした環境破壊に立ち
向かうための、彼の言うところの「戦闘計画」の概略の発表に使いました。この
演説は、政府の科学者チームが再び原油流出量の試算を大幅に上方修正し、推定
流出量が1日約250万ガロンにも及ぶと発表した後に行われました。

● 討論:BP原油流出とグリーン・エネルギーの未来への道筋
http://www.democracynow.org/2010/6/16/spill_roundtable
3人のゲストに、オバマ政権のメキシコ湾大災害への対処の仕方、そして米国が
化石燃料依存経済から脱却するための具体的な方法について話し合ってもらいま
す。モニク・ハーデンはニューオリンズの弁護士で、環境における人権運動
(Advocates for Environmental Human Rights)のメンバーです。自然保護団体
シエラ・クラブからはマイケル・ブルーン事務局長が参加します。また、世界で
最も影響力のあるエネルギー問題の研究者として広く知られるコロラドのロッ
キー・マウンテン研究所のエイモリー・ロビンズにも加わってもらいました。

● 英国 北アイルランドの「血の日曜日」事件を初めて不当だったと認める 
遺族にも謝罪
http://www.democracynow.org/2010/6/16/bloody_sunday
英国・北アイルランドで1972年に英軍の落下傘部隊がデモ隊に発砲し14人を死亡
させた「血の日曜日」事件について、長く待ち望まれた司法調査報告書が公表さ
れました。報告書は、殺害は「正当化できない」もので、軍に重大な責任がある
と指摘しました。犠牲者とその遺族のために運動してきた人びとはこの新報告を
歓迎しています。英首相のデイビッド・キャメロンは議会でこれを発表し、英国
を代表して謝罪しました。血の日曜日にデリーでこのデモに参加していたジャー
ナリストで政治活動家のエイモン・マッキャンに話を聞きます。彼は「血の日曜
日トラスト」の座長でもあります。

● 「私は米国共和制は愛しているが米帝国は憎んでいる」:ヨハン・ガルトゥ
ングが語るアフガニスタン戦争と解決策
http://www.democracynow.org/2010/6/15/i_love_the_us_republic_and
ヨハン・ガルトゥングとのインタビュー第2弾をお届けします。平和研究、紛争
研究という分野を開拓したことで知られるガルトゥングは、過去半世紀、国際関
係における非暴力の紛争解決を追求し続けてきました。彼の最新刊は、Fall of
the US Empire-And Then What?: Successors, Regionalization or
Globalization? US Fascism or US Blossoming?(『米帝国の凋落、そして?:
後に来るのは地域化かグローバル化か? 米国ファシズムか米国発展か?』)で
す。6月第2週のインタビューでは、2020年までの10年間で米帝国が崩壊するとい
う彼の予測について聞きました。今回のインタビュー第2弾では、ガルトゥング
のオバマ大統領に対する評価、米国の企業メディアなどについて話を聞きます。
まずは、彼が紛争解決に向けて幅広い活動を行ってきたアフガニスタン戦争につ
いて聞きます。


● キルギス衝突 死者117人以上、ウズベク系住民8万人以上が避難
http://www.democracynow.org/2010/6/14/at_least_117_people_killed_in
キルギス暫定政府は、今月末予定の新憲法の国民投票を前に国を混乱させようと
暴動を煽動したとして、クルマンベク・バキエフ前大統領を非難しています。4
月の政変で失脚したバキエフ前大統領は13日、避難先のベラルーシで、暴動には
一切関与していないとの声明を発表しました。番組では、ニューヨーク滞在中の
ハーパーズ・マガジン寄稿編集者で、キルギス首都ビシケクにある「中央アジ
ア・アメリカ大学(American University in Central Asia)」の創設時からの
理事、スコット・ホートンに話を聞きました。ホートンは暫定政府の関係者らへ
の取材を終え、キルギスから帰国したばかりです。

●スティーブン・キンザー:BP社の歴史と1953年のイランのクーデターで果たし
た役割
http://www.democracynow.org/2010/6/14/steven_kinzer_on_the_history_of
All the Shah’s Men: An American Coup and the Roots of Middle East Terror
(すべてシャーの臣:米国によるクーデターと中東テロの起源)の著者スティー
ブン・キンザーが、イランで1953年に起きたCIAによる革新派首相モハメド・モ
サデクへのクーデターにおいてBPが果たした役割を検証しました。BPは当時アン
グロ=イラニアン石油会社という名前でした。


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