本文の先頭へ
報告と御礼(下地厚)〜72時間ハンスト貫徹しました
Home 検索
【報告と御礼】国会前72時間ハンストをご支援下さった全国のみなさまへ

 72時間のハンガーストライキを貫徹しました。
ご支援ありがとうございました。沖縄新基地建設を許さない、
基地の県内たらいまわしを許さない、これ以上の沖縄差別
を許さない、と、今月19日正午より国会前で怒りのハンガー
ストライキを決行していた下地厚が、22日正午、このハンストを
貫徹し、貫徹総括集会まで終了したことを報告し、皆様の多大な
ご支援に感謝し、お礼申し上げます。
 4日間で約250名の方々が一緒に座り込んで抗議の声を
挙げたこと、現場には参加できないけれどたくさんの方々より
激励の言葉を頂いたことが、ハンスト貫徹の大きな力となりました。
国会前での行動ということで、多くの国会議員の激励を頂いたこと、
また、地元沖縄の地方紙2紙での掲載及び共同通信の配信によって、
私たちが知るだけで地方紙21紙に掲載もしくはWEB掲載され、
このハンストの主張がまがりなりにもアピールできたものと
確信しています。
 今後、鳩山政権がいかなる案を出して来ようが、軍事基地建設を
許さない闘いを今後も推し進めて行きたいと思います。
ご支援本当にありがとうございました。

        沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、下地厚
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆〔資料〕72時間ハンガーストライキ決行にあたっての決意表明
                                                       下地厚

  私は、東京に住む一人の沖縄の人間として、普天間基地問題での
鳩山政権の約束反故の態度に抗議し、4月19日正午からの
72時間連続ハンガーストライキを決行することで、抗議の意思を
明らかにします。
 鳩山政権は、普天間基地問題でキャンプシュワーブ陸上案と
うるま市沖案にすりかえ、これまで以上に軍事基地の負担を沖縄へ
押し付けようと画策しています。これは明確な沖縄差別であり、
絶対に許すことはできません。
 1945年の米軍占領以降65年間、沖縄に住む人々の人権は
蹂躙されてきました。常に「平和世」を願う沖縄の人々の願いとは
真逆の方向で、軍事基地はますます強化され、米軍による事件・
事故、軍事基地が存在する為の被害は後を絶ちません。
普天間基地問題が大きな問題となって以降今日まで、沖縄の民意は
特にはっきりとし、それは「普天間基地の即時閉鎖・返還」であり、
「新たな軍事基地は、県内に作らせない」なのです。 昨年8月の
総選挙時に公約した「最低でも県外へ」の発言「沖縄県民の
負担軽減の観点から米軍再編や在日米軍基地の在り方について
見直しの方向で進む」とした3党の連立合意はどこへ
いったのですか? 「復帰」38年目にして、沖縄に強大な
軍事基地を造ろうというのですか?鳩山政権は沖縄の人々に、
これまで以上の負担を強いるのですか?
    私は高校卒業後、東京に出てきてから30年余り、
故郷としての沖縄をこの地から見続けてきました。
もう今回ばかりは我慢なりません。以上の理由から、
私は、72時間のハンガーストライキを決行し、私の抗議の意思を
明らかにします。

Created by staff01. Last modified on 2010-04-25 00:06:16 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について