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パギやん韓国併合100年に在日の思いをこめて新曲『百年節』を歌う 「今までの百年、これからの百年のために」
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417()午後7時から駒込「どぅたっち」で、浪花の歌う巨人パギやん(趙博)の新譜CDアルバム「百年目のやくそく」お披露目関東ツアー第一弾ライブが行われ、満員の観客の前で、韓国併合百年への「在日」の思いを楽しく激しくやさしく伝えた。共演はハルマ・ゲン。

みんな弱くてみんな強いと、観客との掛け合いで「平等」を訴える『グーチョキパーの歌』

 

不審な国を見つけたら先制攻撃しましょうと、パラドックス満載の『不審がいっぱい』

私は広島の少女、あなたの家の扉をたたき「私は死んでしまったの?」と尋ねます ♪ と、「核兵器撲滅」を訴える、ピート・シーガーの『扉をたたくのは私』

圧巻は『百年節』、「演歌は実は韓国と日本共通のものだったのに・・・」という意味で、途中でハングル語の演歌が入る15分の大作。パギやんは「在日の歴史を深く考え込みすぎると暗くなってしまうので、明るくとらえながらみんなで考えてほしいと思って作った」と語った。

百年節 』 詩・曲  趙 博 

百年経てば山河も変わる 国も滅べば人も死ぬ 

親子三代生きてはきたが 他郷ぐらしの侘しさよ

百年経てば山河も変わる 大地は裂かれ 断ち切られ

親子三代生きてはきたが 国をうらやむ虚しさよ

百年経てば山河も変わる 人の情けも変わるけど

百年経っても変わらぬものは 不逞、謀反に不服従

昔、昔、その昔 二つの国が一つになったと

言えば聞こえはいいけれど 大嘘つきの土地泥棒

白いまんまが食いたいと 玄界灘を渡ったが

一視同仁たてまえだけで 一皮剥けば奴隷国

元は帝国臣民で お国のために身を捧げ

戦終わればハイさよならで 年金・恩給くれなんだ

高度経済成長の 神武・岩戸の好景気

一億タクワン総主流で キムチは腐って売れ残り

金もいらなきゃ祖国も要らぬ どうせ「在日」根無し草

誰に遠慮がいるものか 釜山港には帰れない

北も南も意固地なままで いつまで続く " 戦ぬ世 "

北緯38度線 世界遺産にいたしましょう

東京の地震じゃ殺されて 神戸の地震で生かされて

他郷暮らしの儚さよ 他郷暮らしの楽しさよ

                           ( ジョニーH )


Created by JohnnyH. Last modified on 2010-04-18 12:29:39 Copyright: Default

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