報告 : 朝鮮学校への攻撃をゆるさない!3・28京都集会デモ | |
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情報提供 : Y・K 民族差別・外国人排斥に反対し、多民族共生社会をつくりだそう 朝鮮学校への攻撃をゆるさない!3・28集会(京都円山集会・デモ) 集会は、14時に始まり最初はまばらだった会場も徐々に参加者が増えていった。主催者挨拶や在日朝鮮人のからの訴えなどのあと、東京造形大教授で、在日朝鮮人人権セミナーの前田朗さんが、スイス・ジュネーブで2月に開催された、国連人種差別撤廃委員会における在特会をめぐる議論などが紹介された。 在特会が、日本では合法的に活動している状況にほんとなのかと問いただす委員が多く、さらには、中井大臣が、高校無償化から朝鮮学校を除外するよう口火を切る発言をしたことに、これから起こる差別として、在特会と共に、日本の人権状況が問題にされた。そして3/16に日本への勧告として、『人種差別禁止法をつくれ』『人権委員会を作れ』『教育の現場に明らかな差別がある』として朝鮮学校に対する問題に対する対応が求められた。これに対して政府側は、「(差別禁止法について)差別があるとしても、それは表現の自由だ」などと居直っていることが明らかにされた。日本政府は、勧告に従わない。国際的に、国際的な基準から、差別が認定されているのに。この国際的な勧告を広げていくことこそが、私たちのやるべきことだ。在特会などを一部の輩がやっているものとはせずに、私たちの社会の問題として、「勧告」を手がかりとして、運動していこう、と訴えられた。 そのあと、弁護士が、在特会を上回る法的措置を取っていくと力強くアピールされた。連帯するさまざまな団体からのアピール後、観光客などで満杯の円山公園から、京都市外にデモで出て行った。
今回は、400にも上るヘルメットと盾で完全武装した警察機動隊がデモに張り付いた。 通常の市民デモなのに、 この物々しさは、 デモにたいして市民の恐怖感を煽り 市民とデモを分断する意図がみえみえだった。(私は用事で、デモに参加できなかった。400は、機動隊員の漏らした動員数) さらに、デモ参加者からの報告では、「デモは17時前に終わりました。先頭はサムルノリ団。四条河原町辺りでやはり在特会が「朝鮮へかえれ。」とわめきたてていました。私たちの方へむかってこようとした彼らを機動隊の車や楯が防ぎ、ものものしい雰囲気でした。市役所前の解散場所では乱暴しようとした数名の彼らと機動隊、怒るこちらの人たちとのこぜりあいもありました。わめき攻撃的な彼らをまのあたりにし、どこからそんな憎しみが生まれるのかと思いました。(朝鮮学校教員の) ○○○さんは『情けない日本の姿です。』と言われていました」 機動隊が多かったのは、彼らが在特会の動きをつかんでいて、混乱を起こさないよう、つまり、彼らの秩序維持という目的のために対応したようです。決して、わが方の防衛のためではないことは、警察機動隊の本来目的から、明らかです。 それにしても、参加された皆様、ほんとにご苦労様でした。多くの市民・観光客などにアピールできたと思います。 Created by staff01. Last modified on 2010-03-29 22:17:38 Copyright: Default |