本文の先頭へ
館長雇止め・バックラッシュ裁判ニュース〜判決日のめどたたず
Home 検索
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
ファイトバックの会 メールニュース 第34号
判決日未定のまま、立春が過ぎました。
                  2010年2月7日(日)       

               URL http://fightback.fem.jp/
               E-mail fightback@hh.fem.jp 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
    
=== 目次 =========================================   
1.湯浅書記官「詰めに来ている……」(鈴木誠子)
2.会員コーナー
  (1)2月13日「女性議員が増えて社会はこう変わった!」(内山恵子)
  (2)2月27日「この手でこの手にジェンダー平等」(ボバル和子)
3.「なんで有期雇用なん!?集会」呼びかけ人より(小川恭平)
4.世話人会より
  4月24日、館長雇止め・バックラッシュ裁判を勝ち抜く集会(木村民子)
5.編集後記.
=====================================================

------------------------------------------------------------
1.湯浅書記官「詰めに来ていることは、大体感じていますが」
------------------------------------------------------------

 1月を過ぎ、2月も刻々と過ぎようとしているのに、判決日のめ
どはいまだ立っていないようです。そこで、支援する会として、
2010年2月1日午後2時頃に、大阪高裁第11民事部に電話を
入れました。

Q 鈴木誠子(当会世話人)
A 大阪高等裁判所湯浅書記官

Q もう2月になりましたが、何の変化もありませんか?2月中に
  判決があると思っていていいでしょうか?

A 詰めに来ている事は、大体感じていますが。・・もうそんなに
  かからないと思ってるんですが。・・・(何か歯切れの悪い返
  事でした。)

Q 『1月中になるのではないか』と主任裁判官が言われたと教え
  てくださった湯浅さんの言葉を信じていますので、又連絡させ
  ていただきます。

A 申し訳ないです。


これからも、折を見て、電話を入れようと思います。

鈴木誠子(ファイトバックの会世話人)


------------------------------------------------------------
2.会員コーナー
 (1)2月13日
   「世界一住みやすい国ノルウェーに学ぶ――       
     女性議員が増えて社会はこう変わった!」
------------------------------------------------------------

 昨年、群馬で全国女性議員サミットが開催されました。あの熱気
と連帯を地方選に生かしたい。サミット分科会のコーディネーター
だった三井さんは、ノルウェーの男女平等を長年取材し、多くの著
書を出版もしています。ノルウェーは60年代までは既婚女性の10
人に9人は、家で家事育児をしていました。それが今日のような社
会に変わったのは、女性が大挙して議会に出ていったからだと言わ
れています。女性議員を増やす意義、増やす秘策、私たちは何をし
たらいいか、を語り合います。
 
★講 師:三井マリ子(女性政策研究家)
★日 時:2010年2月13日(土)13:30開場 14:00講演
★会 場:群馬県庁 昭和庁舎35会議室
★参加費:一般500円 会員無料
★主 催:市民の時代を創るぐんまの会(女性議員や市民派議員を
     増やすために学習会や政治参画セミナーなどを開催する
     活動を続けているNGO)
★後 援:ノルウェー王国大使館
★連絡先:〒371-0202群馬県前橋市粕川町933 内山恵子
     E-mail keichan425@hotmail.com
     TEL 027-285-4711  FAX 027-285-4781

☆チラシは、こちらからダウンロードできます。
http://www.norway.or.jp/news_events/events/4/

内山恵子(社会福祉士、ファイトバックの会賛同人)


------------------------------------------------------------
(2)2月27日「この手に この手で ジェンダー平等」
------------------------------------------------------------

 昨夏、国連の女性差別撤廃委員会は2003年に出した勧告への
対応が不十分と、60項目に及ぶ「総括所見」を公表しました。
「日本では、法的拘束力を持つ条約が単なる宣言としか受け止めら
れていないのではないか」といった厳しい批判を浴びました。私た
ちが「この手にこの手でジェンダー平等を」を得るための、実行を
阻害している日本の課題をさぐります。

■「この手に この手で ジェンダー平等」
  〜女性差別撤廃条約実行への日本の課題〜

★日 時:2月27日(土)16:30〜18:30
★会 場:八王子市男女共同参画センター(八王子市クリエイトホール8F)
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11506/index.html
★講 師:三井マリ子(女性政策研究者)
★主 催:八王子手をつなぐ女性の会 
★問合せ:090−6147−1257
★同時開催:交流コーナーに活動記録の展示(2月27日〜3月6日)
      「八王子手をつなぐ女性の会 20年を振り返って」

 この会は、第19回 女と男のいきいきフォーラム八王子でもあります。
どうぞお気軽におでかけください。チラシを添付します。(ポパル和子)


------------------------------------------------------------
3,「なんで有期雇用なん!集会」呼びかけ人、小川恭平さんのおたより 
------------------------------------------------------------

 三井マリ子さま

「なんで有期雇用なん!?集会」に賛同いただきありがとうござい
ます。私は集会の呼びかけの一員であるユニオンエクスタシーの小
川恭平と申します。

 京大時計台前で非常勤職員5年で、くびルールに反対して現在も
座り込みをしています。
http://extasy07.exblog.jp/ 

 私たちも、三井さんの裁判での脇田滋さんの意見書
(http://fightback.fem.jp/wakita_ikensyo-1.html)
は読んでおりました。
 解雇規制を逃れるための期間の定めをつけた契約は、無効と解す
べき、(つまり、京大でいったら5年条項は無効)ということが述
べられていますね!

 私たちが脇田さんをお呼びしてお話しを伺ったときも、明快に
「雇い止めは解雇」と何度も言っていただきました。解雇には当然
理由が必要なわけです。
 私たちがなんかおかしい、と感じていたことを、先生にはっきり
おかしいと言ってもらってとても自信がついたというか、勇気づけ
られました。
 今度の集会で、この理由のない雇い止めがおかしいと、大きな運
動になればと思っております。よろしくお願いします。

「なんで有期雇用なん!?集会」呼びかけ人 小川恭平

■「なんで有期雇用なん!?
     大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」

★基調講演:脇田滋さん(龍谷大学/労働法)
★現場からの報告 
★アピール採択
★日 時:2010年2月27日(土) 13:00〜16:00 
★会 場:エル・おおさか7階708会議室
http://nandenan0227.blogspot.com/

☆別途、ファイトバックの会世話人会は、この緊急集会に賛同し、
 賛同団体に加わりましたことをご報告させていただくものです

(世話人一同)


------------------------------------------------------------
4. 世話人会より
   4月24日(土) 当裁判の大集会を開きます
------------------------------------------------------------

--館長雇止め・バックラッシュ裁判を勝ち抜く集会--

 2010年○月○日、大阪高裁から判決が出ました。
 勝訴(敗訴)でした。被告の豊中市は(原告の三井マリ子さんは)、
これを不服として最高裁に上告しました。 闘いは、いよいよ最終局
面を迎えます。
 豊中市は、男女平等を推進するべき立場にあります。女性をサポー
トする政策を遂行する義務があるのです。その豊中市が、男女平等を
毛嫌いする勢力に屈して、女性館長の首を切ったのです。

「これは日本的な雇用慣行の根幹と闘う裁判です」(宮地光子弁護士談)

「この裁判は21世紀の女性問題の教科書です」(紀藤正樹弁護士談)

 上告を前に、同裁判の意義を学ぶ会を開きます。どうぞお気軽にお
出かけください。

★日 時:2010年4月24日(土)午後2時〜午後5時
★場 所:千葉県市川市山崎製パン企業年金会館4階春光の間
http://www.kenshu.ne.jp/search/detail.cgi?fn=3590
★講 師:浅倉むつ子(早稲田大学大学院教授、三井裁判「意見書」作者)
    :紀藤 正樹(弁護士、三井マリ子代理人)
    :三井マリ子(原告、豊中市男女共同参画推進センターすてっぷ初代館長) 
★主 催:館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会@関東
★連絡先 佐藤ももよ 090−3684−9884
     木村 民子 090−9397−0921


------------------------------------------------------------
5. 編集後記
------------------------------------------------------------

 昨年秋には判決が下されるとばかり思っていたら、音沙汰がない
まま12月になり、さらに1月もついに終わってしまった。通常は
2カ月後に出るはずの判決が、8カ月になろうとしている。日本の
司法はいったいどうなっているのか。とはいえ判決内容が明らかに
なる日は、いよいよ目の前のような気もする。いかなる判決が出よ
うとも、あわてず騒がず、支援活動の歩を進めよう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会
     (略・ファイトバックの会)
         メールニュース担当(和田、岡橋、勝又)

メールニュースは、「館長雇止め・バックラッシュ裁判」を支援し
てくださるみなさまにお届けしています。新たに送信させていただ
ける方のご紹介も大歓迎です。送信不要の方はご連絡ください 。
ご意見ご質問は
E-mail fightback@hh.fem.jp
URL http://fightback.fem.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Created by staff01. Last modified on 2010-02-07 20:18:55 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について