![]() |
高岩仁監督のメッセージを継承する上映会「資本主義は戦争を必要としている」 | ||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV ・あるくラジオ(2/23) ・川柳班(投句受付中) ・ブッククラブ(3/20) ・シネクラブ(2/2) ・ねりまの会(1/31) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第98回(2025/1/10) ●〔週刊 本の発見〕第377回(2025/2/13) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/2/4) ●川柳「笑い茸」NO.159(2025/1/27) ●フランス発・グローバルニュース番外編(2025/2/2) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第97回(2024/12/30) ●「美術館めぐり」第7回(2025/1/27) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
*転載情報 大畑豊です。 映画『教えられなかった戦争』シリーズを製作された高岩仁監督が2008年1月 に亡くなられました。高岩さんのメッセージを継承していく、追悼上映会が昨年 に引続き開催されます。 『教えられなかった戦争』シリーズは、悲惨な戦争、侵略行為を明らかにするこ とにととまらず、現在のアジアにおける日本の経済侵略や人権侵害、環境破壊、 そして何より戦争が起こる原因を追求し、皆が豊かに暮らせる社会の実現を目指 すものでした。 今回は以下のとおり、2作品を上映します。監督、作品紹介は末尾にあります。 みなさん、ぜひご参加ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2010年 高岩仁監督作品上映会 「資本主義は戦争を必要としている」 * プログラム(開始時刻) o 『「日の丸」と「君が代」』上映(13:35〜) o 石田甚太郎さん講演 (14:10〜) o 『教えられなかった戦争・フィリピン編』上映(14:50〜) * 日 時:2010年1月31日(日) 13:30〜16:45 (13:00開場) * 場 所:東京ウイメンズプラザホール o 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 o JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分 o 地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分 o 都バス(渋88系統):渋谷駅からバス4分青山学院前バス停下車徒歩2分 * マップ: http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html * 入場料:前売1300円(当日1500円)、 60歳以上と高校生は1000円(前売・当日共) * 主 催:教えられなかった戦争製作上映実行委員会 * 連絡先:琉球センターどぅたっち 電話・ファックス 03-5974-1333(電話は月曜除き11:00〜18:00) 電子メール dotouch2009★@ybb.ne.jp (★を削除してください) 【監督略歴・作品紹介】 ●高岩仁(記録映像作家) 1935年福岡県生まれ。東映勤務を経て、1969年にフリーカメラマンとなる。 1980年代、ベルトルト・ブレヒトの『戦争の存在を人々に伝えることも重要だ が、なぜ起こるのか、誰が戦争を必要としているのか、根絶するにはどうしたら よいのか、それがないと真実を伝えたことにならない』という戦争の見方を知り、 それ以来、日本の侵略戦争をこの観点で描くことをテーマとする。 1992年『教えられなかった戦争』シリーズ第1作・マレー編。その後、フィリ ピン編、沖縄編、第二の侵略、中国編を製作。 2008年1月29日急逝。72歳。『教えられなかった戦争・朝鮮編』を準備中だっ た。 撮影・監督作品の主なものとして、「どぶ川学級」「公害原論」「水俣一揆」 「解放の日まで」「アジアとの友好のために」「土地の日」「ユンカーさん」 「日の丸・君が代」「戦争案内」他。 ●『「日の丸」と「君が代」』(一九八九年製作、32分) 「日の丸・君が代」とは何なのか?これらが過去の侵略戦争に果たした役割と、 いま再び教育現場に強制されている真意を、二人の教育学者、海老原善治さんと 山住正巳さんに解説していただきました。 ● 石田甚太郎 1922年生れ。フィリピンでの日本軍による住民虐殺の実態を調査し、体験者の 証言を集め、「殺した殺された」「ワラン・ヒヤ」を執筆。「教えられなかった 戦争・フィリピン編」製作に協力。アジア、沖縄などを取材した著書多数あり。 近著は「暁の大地」(2009.10刊)、戦争中の中国民衆の戦いを描く。現在も次 作に向けて取材調査中 ●『教えられなかった戦争・フィリピン編』(1996年製作、1時間52分) 日本によるフィリピンへの侵略は1945年で終わってはいない。アジア太平洋戦 争中に110万人ものフィリピン人を殺害し、産業・資源を略奪した日本が、今も 開発・援助の名目でフィリピン民衆を犠牲にしている。 ●実行委員会からのメッセージ 「教えられなかった戦争・マレー編」によって、アジア太平洋戦争は、真珠湾 攻撃より早くマレー半島で始まったことを私たちは学びました。さらに、日本が アジアを侵略した本当の目的は、アジアをヨーロッパの植民地から解放し、大東 亜共栄圏を樹立することではなく、戦争を遂行するための資源をアジアから奪う ためであったことも学びました。 この映画は、そうした軍事侵略と資源の略奪が、フィリピンでも行なわれてい たことを、証言を掘り起こしながら、丹念に描いています。さらに映画は、戦争 の反省がないままに、戦後日本が経済活動という侵略を始めたことを告発してい ます。 熱帯木材の伐採は、日本の経済成長を支え、日系企業は、若い女性を低賃金労 働力で働かせました。野菜や果物、魚などを大量に日本に輸出させるために、日 本のODAを使って、漁民らを武力により強制的に立ち退きさせて漁港を建設させ ました。 我々が払わされている日本の税金が、フィリピンの民衆の命と生活を奪ってい ることに、私たちはもっと関心を持たなくてはいけないことを、強く感じました。 Created by staff01. Last modified on 2010-01-24 19:03:39 Copyright: Default |