１万人以上の労働者がトルコの凍りつくような冬空の下、抗議 デモをはじめて４週目をむかえようとしています。彼らは今、 国際連帯と支援を求めています。 < １万人以上の労働者がトルコの凍りつくような冬空の下、抗議 デモをはじめて４週目をむかえようとしています。彼らは今、 国際連帯と支援を求めています。 <http://cms.iuf.org/?q=node/157>

この労働者は、国内のタバコ市場を独占していたテッケル（Tekel ）で働く人たちで、今月末に工場閉鎖を緊急決定した政府に対 して抗議しています。労働者に残された選択肢は、失業か賃金 ・手当て削減しかありません。 抗議の火蓋をきったのは先月。アンカラから100台以上のバス で乗り付けた労働者たちは、政府与党の本部前で抗議デモをは じめました。

しかし、警察は近くの公園へ労働者たちを追いやり、公園をバ リケードで囲んだ後、放水や催涙ガス攻めにしました。警察は 、労働者を警棒で殴り、多くの負傷者が病院に運ばれるなど、 その後警察の暴力はエスカレートしていきました。

デモ隊は、トルコ組合連合の本部周辺へと拠点を移し、連日抗 議行動で訴えています。なかにはハンガーストライキに突入す る者もでています。

IUFはネット抗議を開始し<http://cms.iuf.org/?q=node/157> 、多くの仲間からの連帯のメッセージを集っています。

闘争が長期化しているため、組合の財政が苦しくなっています 。国際連帯のために、支援の寄付を送ってくださる組合はIUF 　(iuf@iuf.org)に連絡をいただければ、送金方法をお教えし ます。

このニュースは転載歓迎です。ぜひ多くの組合や働く仲間に広 く伝えてください。よろしくお願いいたします。

エリック・リー

（翻訳＝松元千枝・レイバーネット国際部）