映像の自主制作をしています、湯本です。期日がせまってきましたので、再度お知らせいたします。 自動車通勤、私物の校内持ち込み、体罰を理由に不当にも解雇された東京都の中学校理科教員、ジョニーHこと疋田哲也さん(疋田さんは、生徒たちからジョニーと呼ばれています)の闘いを追ったドキュメンタリー映画「『不適格教師』の烙印を押された男ジョニーカムバック」(34分、HDV)の初上映会が12月17日(金)7時から琉球センター どぅたっちで開かれます。 自動車通勤は、重病の父の看護のためでした。校内に持ち込んだ私物とは、すべて教育活動に使う教材でした。体罰は確かにありました。しかしジョニーは研修を甘んじて受け、反省もしました。しかしジョニーは、その研修中に解雇通告を受けたのです。そして、解雇のわずか1週間後にはお父さんが亡くなりました。 解雇後ジョニーは校内で、自分の受けもちの生徒との会話すら許されませんでした。しかし、生徒たちはジョニーの前に立ちはだかる管理職の背後から「ジョニーを返せ、ジョニーを返せ」と連呼したのです。 ジョニーの解雇の背景には、分限免職を駆使して都教委にとってじゃまな教員を現場から追い出そうとする狙いがあります。現に、性教育実践でがんばりNHKのドラマのモデルにもなったジョニーの解雇と時を同じくして、東京都七生養護学校で性教育実践に対する弾圧があり多くの教員が処分されました。君が代強制でも東京都の処分者はのべ400名を越え、懲戒処分でも闘いをやめない教員には分限処分を使って解雇させようという動きが如実に現れています。 ジョニーの闘いはひとりジョニーだけの問題ではなく、「競争原理」「差別主義」教育ひた走る文科省・教委に異を唱える教員すべてを無き者にしようとする卑劣な攻撃に対決する、すぐれた教育運動なのです。 映画「ジョニーカムバク」がこの闘いの一助になればと思っています。ぜひ上映会に足を運んでください。(湯本雅典)*上映会&ジョニーのコンサート日程・12月17日(金) 場所:琉球センター どぅたっち(JR山手線 駒込駅下車) 時間:午後7時〜 1800円 どうたっちの沖縄ブログ http://dotouch.cocolog-nifty.com/blog/ どぅたっちの場所 http://map.rakuten.jp/spot/141763・1月14日(金) 場所:エデュカス東京(地下鉄有楽町線 麹町、JR市ヶ谷駅、JR四ッ谷駅) 時間:午後7時〜 1000円 エデュカス東京の場所 http://www.zenkyo.biz/map.html・1月29日(土) 場所:東久留米市立西部地域センター(西武新宿線花小金井駅よりバス、「団地センター」下車1分) 時間:午後7時〜 資料代500円 http://www.city.higashikurume.lg.jp/kensaku/citygaide/sinai/sinai03-1.htm*ジョニーの高裁控訴審にもおいでください。次回は、結審を許さない非常に重要な裁判になります。 第3回東京高裁控訴審 日時:12月21日(火)午後1時半 場所:東京高裁824法廷(地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線霞が関下車A1出口)詳しくは、疋田教諭分限免職取消訴訟支援の会(ジョニーの会)のホームページをご覧ください。http://homepage3.nifty.com/bungenmenshoku/index.html