報告:その名はジョニーH「不当判決抗議ワンマンライブ」 | |
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7月3日、東京駒込の琉球センター・どぅたっちでジョニーHこと疋田哲也さんの「不当判決抗議ワンマンライブ」が開かれ、会場は満席となった。 東京都小平市で公立中学の理科の教師をしていた疋田さんは2004年2月突然教員として「不適格」という理由で「分限免職」された。そして4月28日、東京地裁は疋田さんの分限免職処分の取消の請求を棄却する不当判決を下した。 疋田さんを免職に追い込んだ都教委の理由は、「私物の校内への持込」「自動車通勤」「体罰問題」等である。これらが理由で疋田さんは「不適格」教員のレッテルがはられ、学校から追放された。しかし、疋田さんの教育姿勢の実際はまったく逆で、中学校の理科教師として子どもにわかりやすく楽しい授業を工夫し、また生徒を主人公にした校内外の活動への積極的な取り組みを行うというものであった。 都教委の処分は、「言うことをきかない教員」「自己主張する教員」は学校から放逐するというきわめて危険な施策である。都教委のこのような姿勢は、「日の丸・君が代」の大処分や職員会議の挙手・採決の禁止などにも現れている。 疋田さんは、一教員としてただ「子供のための教育」をしたかっただけなのである。その思いを踏みにじられた怒りを、ジョニーHは静かに、強く、やさしく、したたかに詩にこめ歌いあげた。それは、東京都の多くの教員の思いとも感じられた。 ライブは、笑いあり手拍子ありで大きくもりあがった。参加者は、「ジョニーさんの日ごろの生徒とのふれあいの様子が伝わってきた」「疋田さんは、いい先生がやめさせられる、その象徴だったのでは」と感想を語っていた。 9月からジョニーカムバック裁判の控訴審が始まる。学校現場からの願いをこめた闘いは、再スタートする。(湯本雅典) *ジョニーカムバック裁判 控訴審 初公判 ↓ライブ前半 ↓ライブ後半 Created by staff01. Last modified on 2010-07-04 22:31:46 Copyright: Default |