都教育委員にあてた近藤順一さんの要請書 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
皆さまへ
本日(3/29)、処分を決定する都教委臨時会の直前に要請しました。 ------------------------------------------------ 東京都教育委員会 各委員 様 要請書 東京都の学校教育の発展のために強制・処分ではなく自由と個性の尊重を要請します 八王子市立第五中学校 教諭 近藤順一 本日、貴委員会が私の処分を検討すると聞きました。卒業式における私の行動は、卒業生にとっては最後の学習活動の場面で、生徒の自主性を尊重したものです。卒業式の進行を妨害するものではありません。また、職務命令一般を否定するものでもありません。混乱を起こしたり、職の信用を傷つけるものではありません。 国旗国歌法にも、学習指導要領にも、文部科学省の解説にも、少なくとも「起立する」ことを義務づける内容はありません。国旗国歌の取り扱いは各学校現場の判断に任せるべきと考えます。私は、33年間東京都の教育にたずさわり、特に後半17年間は、夜間中学で来日外国人生徒に向き合ってきました。日本国の国旗国歌に対する自由で寛容ある措置こそ、国際的信用を回復する道です。 先日の事情聴取の折りにも話しましたが、東京都の来日外国人を含む児童・生徒と若い教員が自由で生き生きとした学校生活が送れるよう、次の3点を要請します。 1,卒業式における国旗国歌に関わって、懲戒処分や分限処分をしないこと。 2,学校現場への国旗国歌の強制をやめること、少なくとも当面、強制措置を暫時停止すること。 3,間接的に都民を代表する立場にある貴委員会と現場の教員・教員OBが話し合いを継続する方策をとること。 以上、要請します。 2010年3月29日 Created by staff01. Last modified on 2010-03-29 22:20:46 Copyright: Default |