【事故調問題 第5弾】「おわびの会」で遺族、JR西幹部に詰め寄る | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第367回(2024/11/7) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
黒鉄好@安全問題研究会です。
事故調問題、第5弾です。 ------------------------------------------------------------ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091017-00000586-san-soci(産経新聞)より 「もう信用できない」と遺族ら 脱線事故おわびの会 「あきれた」「信用できない」。JR福知山線脱線事故の報告書漏洩(ろうえい)問題を受け、JR西日本が17日、兵庫県伊丹市で開いた「おわびの会」。JR西幹部は神妙な表情を浮かべ、ひたすら謝罪と釈明を繰り返したが、新たに捜査当局の事情聴取に対する口裏合わせともいえる行為が明らかになるなど被害者らの憤りと不信感は収まらず、会場には厳しい批判と怒りの声が飛び交った。 会は非公開で午前、午後の2回に分けて開催。遺族や負傷者ら167人が詰めかけた1回目は午前9時半から約4時間にも及んだ。 冒頭、佐々木隆之社長に続き、山崎正夫前社長ら漏洩にかかわった幹部2人が「思慮に欠ける愚かな行動をしてしまった」などと頭を下げて謝罪。問題の経緯などを説明した。 JR西や出席者らによると、質疑応答では、被害者から「あなたの家族が事故車両に乗っていたら(今回の事態を)どう思うか」「誠心誠意と言いながら、裏切るようなことをしていた」などの批判が相次いだ。「JR西は組織と人の命のどちらが大事なのか」と激しい口調で詰め寄られ、幹部全員が「命です」と声を絞り出すように答える場面もあったという。 また、次々と新たな問題が明るみに出る事態に「情報を小出しにせず、すべてのうみを出し切るべきだ」と指摘する声も上がり、大半の出席者は納得することなく、険しい表情のまま会場を後にした。 事故で長女を亡くした奥村恒夫さん(62)=兵庫県三田市=は「言い訳だけの会であきれた。事故から4年以上たってもJR西の体質は何も変わっていない。佐々木社長が会社倫理を正すと宣言したが、そんなことが本当にできるのか」と怒りをあらわにし、一時は信頼を寄せかけていたという山崎前社長が進退伺を預けたことも「私としてはJR西を辞めるべきだと思う」と断罪した。 3両目で重傷を負った女性(68)=伊丹市=も「ここに来て組織の体裁を守り続けているのが信じられない。誠心誠意の対応をするといわれても、もう信用はできない」と落胆を隠せない様子。 妻が重傷を負った中島正人さん(46)=川西市=は「本来、事故調査は包み隠さず事実を明らかにしていくものだ。被害者支援に関心が高まる中での不祥事は、大きな負になる」と指摘した上で、「これからJR西の体質が変わっていくのか疑問も感じるが、事故被害者や利用者の立場に立ってコンプライアンスを進めてほしい」と悲痛な思いを訴えた。 -------------------------------------------------------------------- 「深く反省」と幹部らは表明しているが、本当は彼らは何を反省すべきなのか、それさえ理解していないとしか思えない。 当ブログ管理人は、遺族と実際にお会いし、対話するなどの活動を行ってきた。そうした対話の中から、当ブログが考える反省の姿というのは、「JR西日本を安全な企業に生まれ変わらせる」ことである。遺族の要求もそこにある。 JR西日本が、自社にとって都合の悪い情報をも公開し、「我が社が安全第一の企業になるために、克服すべき問題がこれだけあります。遺族の方とも協力しながら、会社にたまった膿を出し、ひとつひとつ解決していきたいと思いますので、一緒に考えていただけませんか」というのがJR西日本の取るべき基本姿勢である。 ところが、安全第一に生まれ変わるなどと表明しながら、真相に蓋をし、都合の悪い情報は隠蔽、改ざんしようとする。それがどれだけ遺族・被害者を傷つける行為かが理解できていないのである。 残念ながら、国鉄官僚としてただふんぞり返るだけの人生しか知らない現首脳らにそうした姿勢を取れといわれてもおそらく無理だろう。繰り返しになるが、現首脳は総退陣すべきである。その上で、民間出身者など柔軟性を持った人たちを経営陣に登用すべきだと思う。 ----------------------------------------------------- 黒鉄 好 aichi200410@yahoo.co.jp 首都圏なかまユニオンサイト http://www.geocities.jp/nakamaunion1/ 安全問題研究会サイト http://www.geocities.jp/aichi200410/ Created by zad25714. Last modified on 2009-10-20 00:53:38 Copyright: Default |