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愛知・パナソニックエコシステムズ偽装職種事件、裁判始まる
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愛知連帯ユニオン
09年9月3日 パナソニックエコシステムズ裁判 元「派遣労働者」2名、堂々と冒頭意見陳述  
 7団体25人が名古屋地裁前に結集、ビラまき、情宣

「同じように派遣切りされた仲間がたくさんいる。でも、みんなは、どうせ何をやっても駄目だから
、と言って、諦めた。しかし、僕は、今日、こうして相手を法廷に引きずり出した。とても満足して
いる」(原告A)  
  パナソニックPDP原告・吉岡さん(なかまユニオン)が大阪からこの日のために用意したビラ
を100枚持って駆けつけました。地元愛知では、笹日労、女性ユニオン名古屋、ATUサポート市
民の会、ゼネラルユニオン東海支部、愛知健康センターの仲間が支援してくれました。
   愛知連帯ユニオンの原告2名は、進行協議を前に、堂々と意見表明、以下のようにパナソニック
を断罪しました。
 
 「労働局の指導に対する対応から、被告会社には遵法精神がない事も良く分かりました。2号業務
ではないと言われれば17号業務だと言い、17号でもないと言われれば、それでも雇用申し込み義
務は発生しないと言う。派遣社員を期間制限越えで使い続けるために業種を偽装しておきながら、単
なる間違いでしたと言う。本当
にそうなら大変に都合のいい間違いをするものだと思いました。製図机もCADも使った事がない人
間に機械の設計ができるでしょうか。文系の人間に科学の研究職が務まるでしょうか。こんな簡単な
判断をする能力が本当に欠けているのであれば、そもそも派遣社員を使う資格がないのではないでし
ょうか。」(原告B)

Created by staff01. Last modified on 2009-09-04 11:11:43 Copyright: Default

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