JR東日本、汚水を川に垂れ流し | |
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黒鉄好@安全問題研究会です。
今度はJR東日本による汚水の垂れ流しが発覚しました。 ---------------------------------------------------------------- http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200903160310.html(朝日新聞より) JR王子駅、トイレの汚水垂れ流し 30年前から? JR京浜東北線の王子駅(東京都北区)で、南口改札のトイレの排水管が下水道につながれず、近くの石神井川に汚水が垂れ流されていたことがわかった。16日、北区議会で採り上げられた。都はJR東日本に下水道に管をつなぐよう申し入れ、区も調査に乗り出した。 都下水道局によると、今月2日、近くの下水道工事の事前調査で垂れ流しがわかった。区議会で質問した区議(共産)によると、30年ほど前から垂れ流されていた可能性があるという。 北区も16日、JRの担当者を呼び、調査を始めた。石神井川近くの住民からは以前から悪臭の苦情が寄せられており、区は関連を調べる。 JRは5日にこのトイレの使用をやめ、くみ取り式の仮設トイレを設置した。 ---------------------------------------------------------------- JR東日本管内の新幹線をよく利用される方は、新幹線の座席の前に「トランヴェール」という車内誌が差し込んであるのをご存じかと思いますが、その「トランヴェール」の最新号(3月号)に「JR東日本グループの社会環境活動をご報告いたします」と題する報告記事が掲載されています。 「基本理念(1992年5月制定) JR東日本グループは一体となって事業活動と環境保護の両立に真摯な姿勢で取り組みます」 「基本方針(1992年5月制定) 私たちは、常に環境保護に関心をもち一人ひとりの環境保護意識の向上を図ります」 これを読んで、私、笑ってしまいました。誰かの言葉を借りれば「怒るというより、ただただ呆れている」という感じです。不正取水で信濃川を枯らし、便所の汚水を川に垂れ流している企業は、自分では「一体となって事業活動と環境保護の両立に真摯な姿勢で取り組」んでいると思っているようです。勘違いもここに極まれり、だと思います。 http://www.jreast.co.jp/company/compliance/index.html さらに、このページを見ると、これまたご立派な「法令遵守及び企業倫理に関する指針」が策定されています。この指針では環境保護が「人類共通の課題であり、企業の存在と活動に必須の要件」とまで書かれています。 このご立派な指針がどこの会社のものか、無知な私にはわかりませんが、JR東日本が少なくともこの指針と正反対の状態にあることは間違いないと思います。 安全問題研究会は、これからも法令無視の反社会的企業・JR東日本の責任を徹底的に追及していきます。 ----------------------------------------------------- 黒鉄 好 aichi200410@yahoo.co.jp 首都圏なかまユニオンサイト http://www.geocities.jp/nakamaunion1/ 安全問題研究会サイト http://www.geocities.jp/aichi200410/ Created by zad25714. Last modified on 2009-03-16 23:37:35 Copyright: Default |