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フランス教師団体が「君が代拒否」に支持表明
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松原です。

フランスの教師団体「フレネ教育運動」が日本教師の「君が代拒否」のたたかいに支持を表明しました。以下が支持表明です。

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フレネ教育運動には、世界各国の教師が参加し、定期的に集まり、それぞれの教育の現場での実践を報告・交換し合い、現在のシステムに替わる解決方法を提案し続けています。ICEM は、国際運動体であるFIMEM
に加入しているフランスの教師の団体で、日本の「現代学校運動JAPAN」と交流があります。

フレネ教育は、二十世紀初頭の平和主義とヒューマニスムから生まれました。 世界中のどんな社会も野蛮な状態に陥る可能性があることを、歴史は私たちに指し示しており、フレネ国際運動は、将来を担う世代に、それとは違う道を提起しています。

なんらかのシンボルに関わる行動は、教師を含む、子供の将来にかかわる人間にとって、その信念を問うものとなります。私たちの生きる現代社会では、市民に無条件な服従を教え込むことは不可能です。若い人たちも含めて誰でもが、批判の精神を持ち、他者との会話を開こうという意思を持たなければなりません。

教師の自由は、彼らが職業上の責任を負っている将来の市民の自由を保証するために必要不可欠な条件です。

ICEM フレネ教育運動は、まだ進歩の余地を残している世界に意義を見い出し、将来へ希望を繋ぐものとしてのヒューマニズムと平和主義を信奉する教師として、日本の同僚たちの君が代・日の丸起立拒否の闘いを心から支持します。

ICEM フレネ教育を代表して
ICEM 会長 ミュリエル・クォニアン

―ココマデ―

Created by staff01. Last modified on 2009-02-05 11:31:02 Copyright: Default

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