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岡真理さんが講演〜ガザ攻撃に抗議する集会開かれる
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イスラエル軍の残虐非道なガザ攻撃に抗議する集会が1月18日、 東京・大塚のラパスホールで開催された。人々が次々と訪れ、主催者が机を撤去してもなお、通路までびっしりと埋まった。260人が参加した。

上映された映画「レインボー」(41分/カラー/アブドゥッサラーム・シャハダ監督/パレスチナ/2004年)は、イスラエルの攻撃で無残にも家族を殺された人々の悲しみと怒りを、ストレートに伝えるドキュメンタリー作品。狙撃を受けた流血のビル内や、累々と横たわる遺体が、これでもかこれでもかと映し出されている。

ヤスミン植月千春さん(写真上)が、カーヌーンを演奏した。美しい調べのあとに、「イラク攻撃の時にも演奏した。本当は、平和のなかでアラブの音楽を奏でたい」と涙で言葉を詰まらせた。

岡真理さん(京都大准教授・現代アラブ文学/写真上)が講演。「ガザは21世紀の絶滅収容所だ。私たちは、公然と行なわれるイスラエルの攻撃に沈黙することで、自分自身の責任として、殺りくに青信号を出したのではないか。彼らの共犯者になってしまうのではないか」と厳しく問いかけた。パレスチナとイスラエル国家、シオニズムの歴史を解き明かしながら、占領政策の理不尽や不正義を、怒りを込めて告発した。(Y=報告と写真)


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