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フィリピントヨタ労組が60人で直接トヨタ本社に抗議
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 15日の「トヨタ本社行動」は、早朝6時30分、愛知環状鉄道「三河豊田」駅前に、泊まり込み組など60人の仲間が結集し、街宣活動から始まった。そしてトヨタ本社工場、本社、テクニカルセンター向けの4か所に分散してビラまきを開始した。全員がゼッケンをつけ、12枚の横断幕、15本のプラカード、のぼり、更に“解禁”の8時からは街宣車によるマイク街宣で、トヨタ町1番地周辺は次第に賑やかになっていった。

ビラまき(トヨタ技術センター) トヨタ本社前で抗議集会

 午前9時から、本社前での「交渉団送り出し・本社前集会」が始まり、愛知の会、支援する会(神奈川)各代表、TMPCWAのエド、ウェニー両氏、若月全トヨタ労組委員長らが、トヨタへの抗議、労働者連帯の挨拶を行ない、最後に交渉団を代表して全造船関東地協・早川事務局長が決意のあいさつをした。

エドTMPCWA委員長 ウェニーTMPCWA副委員長

 交渉団は通訳を入れて7人。この間、私たちの申し入れをどのように検討したか。エド委員長からは、トヨタのアロヨ政権癒着、陸軍部隊による“身の危険”が訴えられ、他の参加者からも、トヨタは責任ある立場だ、万が一にも事が起これば、トヨタその責任を負わねばならない。このことを上司にしっかり伝えよ、その確認のルールを決めたい、などを申し入れたが、トヨタ側は「伝える。現地のことは現地で解決」と全く誠意のない態度に終始した。

若月全トヨタ労組委員長 トヨタ本社

 交渉を終えてから本社ビルに向けて、怒りのシュプレヒコールと団結がんばろう!で行動を終えた。

酒井徹さん(名古屋ふれあいユニオン) シュプレヒコール

本社前で2人 

(報告:TMPCWA支援愛知・阪野 写真:高幣)

 名古屋ふれあいユニオン酒井徹さんの報告 フィリピントヨタ労組連帯、トヨタ本社前行動 ――「たとえ私を殺せても、労働者の団結はつぶせない!」――


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