森精機奈良工場で第3波ストライキ | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第372回(2025/1/2) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第97回(2024/12/30) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
関西合同労組大阪東部支部の宮本隆男です。
森精機奈良工場で ストライキを打ち抜いたので報告します。今回の第3派ストは 分会員自身が労働者階級の組織者として登場した画期的なもの です。今回は徹底的に森精機の労働者に訴えることに重心をす えてストをうちぬきました。ストは当該や参加者すべての階級 性を呼び覚まし新たなたたかいを全国でまきおこします。全国 でストライキでたたかいましょう。以下、関西合同労組ブログ 大阪東部支部泉州支部からの転載です。 「非正規職撤廃!派遣法をぶっ飛ばせ!」を掲げ、これまで2 波のストライキを派遣先・森精機で打ちぬいた関西合同労組大 阪東部支部・技能育成センター分会の派遣労働者は、今日12 月19日第三波の全日ストに立ち上がった。 俺たちの闘いは全国に衝撃を与え、いすず、日産、キャノン などで次々に派遣労働者の組合が結成され、「派遣切り」は一 挙に社会問題化した。俺達はモノじゃない。生きている人間だ 。資本が必要なくなったら突然解雇し、住みかまで奪い、路頭 に放り出す。こんなこと絶対許せない!ピンハネする派遣会社 は許されないが、それを利用してとことんまで俺たちの労働か ら搾り取り、ボロ雑巾のように放り出す派遣先資本こそが元凶 だ。徹底的にストで闘い、責任を追及するぞ!俺たち全員を正 規雇用しろ!森精機資本にはその責任があるんだ。派遣法を撤 廃せよ! 今日のストは俺たち派遣労働者が悩み苦しみながらも、森精 機絶対許さんぞと三度立ち上がったことそのものに大きな意義 がある。ここは俺たちの職場なんだ。派遣も、契約労働者も、 正社員も、同じ仲間、労働者だ。このままでは、派遣の次は労 働契約者、その次は正社員が解雇される。膨大な蓄積がありな がら、労働者を切り捨てて生き延びる資本を許さない。労働者 はひとつ。団結して闘えば生産を完全にストップできる!工場 を占拠することだってできる!本当に労働者が主人公になる社 会めざして闘おう!分会は社会全体がゼネストに決起すること を確信してストライキに起った。 今日は分会と関西合同労組の仲間、京都や大阪のユニオン、 さらに自治労、教労、学生まで、総勢70名が集まった。出勤 する仲間達にビラを渡し、「今日は仕事を止めて、共に闘おう 」と呼びかけた。スト通告だ。全員が一挙に門からなだれ込む 。ガードマンはなすすべがない。管理棟に突入。マスコミのテ レビカメラも着いてくる。総務の吉岡が下りてきたが、こいつ はまたもや「お答えできません。森精機に関係ないひとは出て ください」と繰り返すのみ。「関係ないだと!ここで働いてき た労働者が申し入れしているんだ!ふざけるな!」「これは正 当な組合活動だ。お前が答えられないなら、答えられる奴の所 へ行こう!」全員が階段に殺到した。5階の総務課まで駆け上 がる。ガラスのしきりの向こうに、この事業所のトップである 常務の姿が見えた。「常務出てこい!責任をとれ!」オートロ ックのガラスの壁をみんなでガンガン叩く。いったい、何のた めにこんな物をつけているんだ。労働者の怒りが怖いからだ。 常務の姿が見えなくなった。どこかに逃亡したのか。すると、 ガラスの自動ドアが開いた。みんなが入る。やはりこのフロア から常務は逃亡していた。この上に事業所長の部屋と役員室が ある。そこか?再び全員が駆け上がった。今度は、二手に分か れて両方の階段から挟み撃ちだ。6階もガラスの壁だ。「常務 、出てこい!」しばらくすると、このドアも開いた。事業所長 室前を占拠。ガラス越しに所長らしい背広姿のおっさんが、窓 際に起っておろおろしているのが見える。まともにこっちを向 くこともできない。臆病者だ。徹底弾劾する声が延々と飛び交 う。常務はどこかに隠れて打ち震えているに違いない。これが 資本家の姿だ。こんな奴らにいいように搾り取られ放り出され て、黙っているわけにはいかない。俺たちが本当に職場の主人 公になってやるぞ。絶対に責任を取らせるぞ! いったん戻って構内集会だ。労働者にビラを渡しながら声を かける。少しびっくりしながらも、労働者たちは「あなたたち の思いはわかる」と目で伝えてくる。森精機には労働組合がな い。労働者を徹底的に分断し、管理支配してきたが、俺たちの ストライキが団結を蘇らせようとしているんだ。 階段を6階まで駆け上がっての追及行動に分会の意気は大い に上がっている。マスコミも「他の派遣労働者の取材をしたが 、せいぜいビラを撒いているだけ。ここまで資本を追及するの を見たのは初めてです」と言ってくる。 集会発言は感動と確信に満ちていた。「森精機こそが俺たち 派遣解雇の張本人だ。まともに交渉もしないなど絶対許せない 」「派遣法は撤廃以外にない。資本の利益で作られた法律など に俺たち労働者が縛られてたまるか!」「来年3月ゼネストま で闘い抜くぞ!」「絶対に資本家どもを逃がさないぞ!これは 労働者と資本家どもとのガチの戦争だ。戦争には絶対に勝利す るぞ!窮鼠は団結して猫を噛み殺すぞ!」「資本家なんか必要 ない。大恐慌がおこったということは、本当に要らなくなった のは労働者じゃなくて、資本家だということだ。団結した労働 者の力で社会を動かしていけるんだ」「森精機の派遣の仲間た ちは明るい。報道される派遣労働者の悲惨な姿とは違う。誰か に助けてくれと言うんじゃなくて、自分たちの団結で、ストラ イキの力で闘っているからだ。ゼネストを実現して本当に社会 を変えることができる。ここにその力がある」また、法政大弾 圧から保釈されて駆けつけた学生は「6ヶ月の獄中の闘いの中 で一番感動したのは森精機ストを報じる新聞記事でした。でも 今日共に闘って本当に感動しています」と述べた。 昼休み、全体が社員食堂に向かった。食事する労働者にビラ を渡し、共に闘おうと呼びかけるためだ。今回ストは職場労働 者の団結作りに徹底してこだわった。出勤時と比べてもビラの 受け取りは非常に良い。森精機の広大な工場を通り抜けて、あ っけらかんと団結鉢巻きを締めて登場した俺たち。共に働いて きた俺たちの契約解除=解雇はみんなにとっても人ごとではな いからだろう。俺たちの訴えは当然のことと受け止めてくれて いるんだ。必ずここに組合を作ることができる。正規も非正規 も関係ない。ひとつに団結した組合だ。 そして、構内デモだ!分会を先頭に「解雇、撤回!団結、勝 利!」のコールがとどろく。縦横無尽、60人が一団になって どこまでも進んでいく。守衛室で2名の私服刑事が憎々しげに 監視しているが、全く何もできない。機動隊でも呼んでこい。 そうすれば森精機闘争はさらに激しく爆発するぞ! 門前を制圧したまま、午後3時から近鉄奈良駅前に移動。大 街宣だ。奈良では知らない者のいない森精機、「派遣労働者が ストを決行中です。森精機による派遣解雇を撤回させる署名と カンパに協力してください」。分会員ひとりひとりがマイクを とって訴える。みんな、もう堂に入ったもので、それぞれの言 葉で確信をもって訴えている。呼びかけに応えて、多くの人々 が署名してくれた。大成功だ。 午後5時過ぎ、森精機門前に再結集。退勤する労働者にス ト貫徹を報告し、組合に入って一緒に闘おうと訴えた。今日は 忘年会らしい、グッドタイミング!ストライキの話でいっぱい になること間違いなし。例えば、「派遣の連中はよくあそこま でやる。気持ちはわかるよ。ストライキはやっぱり凄い。常務 は逃げ回っていたそうじゃないか。来年は俺たちもどうなるか 。やっぱり組合が要るな」、そんな会話がやられていることだ ろう。だから、森精機闘争はいよいよこれからが佳境に入るっ てことだ。俺たちの闘いが火をつけたんだ。全国に火をつける ぞ! 闘う労働組合が本当に必要な時代だ。法律や政府の救済など あてにせず、労働組合本来のストレートな実力の闘いで、生き させろ!ゼネストを実現する動労千葉のような組合だ。生まれ 変わった関西合同労組は資本家を打倒して労働者が主人公にな る社会への革命をめざす闘いを開始した。 大恐慌の中で資本家はくたばれ!お前たちは歴史のクズ籠 行きだ!労働者は団結し闘って生きよう!労働者だけが社会を 根底から変革することができる。全国の派遣労働者は、森精機 闘争に続いて、派遣先でストライキに打って出よう!工場を占 拠し、資本家どもを追放しよう!生きさせろ!ゼネストへ、全 国の労働者は立ち上がれ! 12月19日 関西合同労組大阪東部支部 kangorotobusibu@yahoo.co.jp 技能育成センター分会Aさんの第三波スト決起宣言 今、リアルTIMEで起こっている事を伝えよう。それは日本の 政治の歴史は退化している事だ。 与党の奴らは資本家どもの利益になる人材派遣法を1985 年に始め、次々と規制緩和しやがり、3人に1人は低賃金の非 正規社員という現実を作り上げて、米国発の金融不安が起こる と、資本家どもの経営の舵取りの甘さで会社の危機になったら 即、非正規社員の首切りの暴挙!もう絶対に許さないぞ!かけ がえの無い人達を殺すのか!こんな悪法はぶっ倒せ!森は正規 雇用しろ! 国は付け焼き刃的な事はしないで派遣法の完全撤廃しろ。関 合労の労働者をなめるなよ!窮鼠は団結して猫を噛み殺すぞ! 団交に応じろ。我々が11/13に決起した第一回スト以降、 全国で労働者は次々と立ち上がっているぞ! 絶対に資本家どもを逃がさないぞ!これは労働者と資本家ど もとのガチの戦争だ。戦争には絶対に勝利するぞ!世論の皆様 もどうか応援・支援のほどを宜しくお願い致します。日本の国 民は文化的な生活を送れるはずがこのままでは年をこす事も出 来無いです。非正規の人達はウツ病にかかる人達が急増してい ると聞きます。不安で夜も中々、寝付けずに眠りにつく事もむ ずかしいです。この12月から下半期年度末の3月にかけてま だまだ首切りは行われるぞ。我々は断固、団結して3月ゼネス トまで戦い抜くぞ! Created by staff01. Last modified on 2008-12-21 18:47:51 Copyright: Default |