映画『フツーの仕事がしたい』上映、雨宮処凜さん&土屋トカチ監督トークショー | |
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投稿者:POSSE プロレタリア文学の名作、『蟹工船』がブームになっています。 非正規労働の拡大やワーキングプアの増大など、現代の過酷な労働が『蟹工船』と重ね合わされ、若 者に反響を呼んでいます。 そんななか、一つのドキュメンタリーが完成し、「現代の『蟹工船』」と注目を集めています。 それが、『フツーの仕事がしたい』です。 この作品が描くのは、バラセメント(セメントの粉)を輸送する運転手、皆倉さんの姿です。 1日19時間の長時間労働、危険な過積載、個人請負、過労による事故や病気… 殺人的な労働条件のなかで、彼はユニオンに加入して闘う道を選びます。 脅迫や重病などの困難を乗り越えて、ユニオンの仲間と共に成果を勝ち取るまでが記録されています 。 今回のイベントでは、この『フツーの仕事がしたい』の上映の他に、監督の土屋トカチさんと『蟹工 船』ブームの立役者でもある作家の雨宮処凛さんのトークを行います。本作の制作の裏話や、『蟹工 船』の共通点、『蟹工船』がなぜ今流行るのかをお話しいただきます。 ぜひご来場下さい。 ■イベント概要 日 時:9/28(日)14:00〜16:30 場 所:T’s SALON 2Fイベントスペース 東京都渋谷区渋谷1-6-8 渋谷井上ビル2F(JR・京王井の頭線渋谷駅より徒歩5分) タイトル:現代版リアル蟹工船『フツーの仕事がしたい』上映会 内 容:映画『フツーの仕事がしたい』上映、雨宮処凜さん&土屋トカチ監督トークショー 入 場 料:1000円 ■タイムテーブル 13:30 開場 14:00 開始/主催者あいさつ 14:05 監督あいさつ 14:10 映画『フツーの仕事がしたい』(2008年制作)上映 15:20 休憩 15:30 雨宮処凛さん&土屋トカチ監督トークショー 16:20 主催者あいさつ 16:30 終了 ※イベント後、懇親会を予定 ■上映作品紹介(公式ブログ:http://nomalabor.exblog.jp/) 〜あらすじ〜 皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。 高校卒業後、運送関係の仕事ばかりを転々とし、現在はセメント輸送運転手として働いている。 しかし、月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、心体ともにボロボロな状態。 「会社が赤字だから」と賃金も一方的 に下がった。 生活に限界を感じた皆倉さんは、藁にもすがる思いで、ユニオン(労働組合)の扉を叩く。 ところが彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。 生き残るための闘いが、否が応でも始まった。 「フツーの仕事がしたい」 撮影・編集・監督・ナレーション:土屋トカチ 出演:皆倉信和 取材協力:全日本建設運輸連帯労働組合、皆倉タエ、皆倉光弘 ナレーション:申嘉美 音楽:マーガレットズロース「ここでうたえ」 (アルバム「DODODO」より オッフォンレコード) 制作:白浜台映像事務所/映像グループローポジション 配給・宣伝:フツーの仕事がしたいの普及がしたい会 宣伝協力:ポレポレ東中野 2008年/日本/DV/70分/カラー ■作品に対するコメント ◆雨宮処凛(あまみや・かりん)さん 「震えるほどの怒りと、それ以上の感動をもらった。映画の中、何度も一緒に怒り、泣き、笑った。 フツーに働き、フツーに生きることが困難となってしまった21世紀。それを取り戻すための尊厳を かけた闘いの記録に、ものすごく大きな勇気をもらった。」 ◆土屋トカチ(つちや・とかち)さん 「現代日本人にとって鏡のような映画に、仕上げることができたと思います。「フツーの仕事がした い」は、あなたにとって、どのように映るでしょう。」 Created by staff01. Last modified on 2008-09-11 14:09:52 Copyright: Default |