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写真速報 : 鉄建公団訴訟で葛西敬之氏の証人尋問
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6月2日、JR採用差別事件・鉄建公団訴訟の控訴審で、当時の労務の最高責任者・葛西敬之氏(現JR東海会長)の証人尋問が東京高裁で行われた。傍聴抽選には323人が並んだ。尋問は加藤晋介弁護士を中心に、清水健夫弁護士・萩尾健太弁護士が行なった。肝心な部分ではのらりくらりの葛西氏だが、採用基準の元になった職員評価について「分割民営化に賛成協力するかどうかでプラス評価した」と繰り返し述べ、当時分割民営化に反対していた国労排除の意図がはからずも明確にされた。また裁判長の補充質問で「国労つぶしを意図したという中曽根発言をどう思うか」と問われ「迷惑な発言。子の心、親知らず」ととぼけてみせた。この日の裁判は、午後1時半から5時まで行われた。その後、午後6時半から報告集会が全水道会館ホールで開催され、詳細な報告があった。ここにも300人が集まり、会場があふれた。(M)

→動画(ユニオンチューブYouTube)で公開中。

↓裁判が始まる前の座りこみ

↓函館からやってきた原告の佐々木勉さん夫婦

↓323人が42席の傍聴席の抽選にならんだ

↓夜の報告集会には300名が参加した


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