音楽は強制されて歌うもの?〜大阪で「君が代不起立」上映会 | |
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音楽は強制されて歌うものなのでしょうか?
ある小学校の先生は君が代の伴奏を拒否したため、戒告処分を受けました。 処分の取り消しを求めて裁判が行われましたが、 最高裁は、ピアノ演奏は内心とは関係のない「外部的行為」であるとして、 君が代の伴奏を職務として命じることは合法であると判断しました。 坂本龍一はこの裁判に提出した意見書で、つぎのように述べています。 「『音楽』というものは、著作権法の冒頭でも・・・・・・述べられているとおり・・・・・・感情表現の 芸術であります。率直に言って、感情や心が伴わない『音楽』というものはあり得ません」。 伴奏をしない先生だけでなく、国歌斉唱時に起立しない先生も処分されており、 今月末に初の君が代を理由とする解雇が行われる可能性が高くなっています。 君が代を歌う声の大きさまでもが教育委員会によって調査され、 愛国心が通知表の評価項目に入れられるということも起こっています。 君が代の強制は、単に特定の歌を強制するということではありません。 教育委員会の方針に反する意見を封じ、歴史問題など「ややこしい問題」を 学校教育の場で取り上げることを自粛させるという影響を与えています。 政府や首長、教育委員会、校長の権限を強化する「教育再生」により 教育現場での民主主義は破壊されています。 このような君が代の強制が学校内だけでなく、社会全体で行われるようになれば、 意見表明の自由が狭められていくと考えられます。 中崎町にある古民家を改装したおしゃれなカフェで、 君が代の強制に反対する先生たちのドキュメンタリー映画の上映会を行います。 君が代の強制に反対/賛成のひとも、よく分からないひとも、ぜひ上映会にご参加ください。 INCLUDEPICTURE "http://www.eonet.ne.jp/~vinidile-web/Map_AmanTO.jpg" \* MERGEFORMATINET 「君が代不起立」上映会 (2006年、ビデオプレス制作、日本語音声、英語字幕付) Salon de AManTO (地下鉄中崎町) 2008年3月23日(日) 18:30〜20:00 映画上映 20:10〜21:00 ディスカッション 参加費無料(1ドリンク・オーダー) 主催 「君が代不起立」上映プロジェクト お問い合わせ 090‐3713‐3538(田中) Created by staff01. Last modified on 2008-03-04 16:35:36 Copyright: Default |