橋下知事の滅茶苦茶なサプライズ～3・7糾弾集会へ

3・7橋下知事糾弾・大阪府庁前集会へ

橋下風？大阪府臨職は「雇用もクビも暫定」に

　最悪の知事を当選させたタタリか、橋下【はしもと】知事は就任早々から滅茶苦茶なサプライズ連発、マスコミも、それをタレ流す状態である。「図書館以外の、ドーンセンター【女性総合センター】・ピース大阪【平和資料館】・エル大阪【府労働センター】などをターゲットにして、売却ー民営化を強行しようとしている。無駄使いの施設も少なくないが、これらは、府民が作らせ、活用している貴重な「ハコ物」である。さっそく、「ドーンセンターを守る会」の女性グループが抗議デモを行なうなど反撃が開始された。
　　
　一方橋下知事は「すべてを見直す。予算も７月まで」としたため、府とリンクしている各市町村の予算も確定せず、大混乱がおきている。そしてたいへんな「暫定雇用」が登場した。それは、非常勤・嘱託などで、従来１年有期で更新を続け、来年度も１年更新が決っていた府の臨職公務員に対し、「雇用契約は７月まで。その間に事業を見直す。その先の雇用は保障できない」と、一斉に提案してきたのだ。

　例えば、ゼネラルユニオンやオフセット労組加盟の府立高校講師らへも「数ヶ月の契約で納得するか、今、退職するか、選択しろ」と府教委が踏絵し、講師のみならず、学校全体がパニックになっている。臨職公務員は、「各部局の予算を流用して採用しているから、人数も把握していない」という、モノ扱いの使い捨てがまかり通っている。しかし、「予算が暫定になれば、賃金も雇用も暫定に」というのは、信じられない人権と生活の侵害である。

　橋下は、パフォーマンスでは東国原を、右翼ぶりでは石原知事を見習おうとしているが、それほど賢くなく軽い。中国での集団買春を「ＯＤＡだ」と発言したことは有名だが、暴言ー舌禍事件も多発しつつある。そこで、「おおさかユニオンネットワーク」は春闘総行動集会を、３月７日正午から、大阪府庁前で開催することとなった。橋下を許せないすべての仲間の、総結集をよびかけます。

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