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HOWS(本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール)の日向です。

今年も3月8日国際婦人デー(=International Women's Day、国際女性デーともいわれています)が近づいてきました。

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20世紀初頭、世界は植民地の再分割をめぐって、帝国主義諸国による大戦争の危機に直面していました。1911年、国際社会主義婦人会議に結集したクララ・ツェトキンら先進的な女性たちは、こうした情勢下、各国の社会主義政党にたいし、断固として戦争に反対し万国労働者の抗議の組織化を呼びかけました。
 そして、全世界の女性が平和擁護と女性解放をひとつのものとして闘いとる行動日として、3月8日国際婦人デーを創設しました。これは1904年3月8日にアメリカの女性労働者がデモを行ったことに因んだものです。以来、第98回の今年まで、この日は各国の闘う女性たちが人種や宗教・思想・信条のちがいを越えて連帯を確かめあう国際的な行動日として続いています。
わたしたち実行委員会は、この日の創設された意思を受け継ぎ、今年で30回目の「国際婦人デー東京集会」を開催します。
日本経団連は、昨年末、08年春闘対策指針の「経営労働政策委員会」報告を出しました。この報告には、労働者に対する資本家の狙いが露骨なまでに示されています。国際競争の激化を理由に、労働者同士をさまざまな雇用形態に分断し、管理強化を強めながら相互に競わせ、より多くを労働者から搾り取ろうとしています。
安倍政権のもと、憲法破壊の手続き法である「国民投票法」が制定されてしまいました。またいまマスコミは「ねじれ国会」と吹聴して与野党対立ばかりを強調し、派兵恒久法画策のような与野党が一致して平和を脅かす策略に突き進む現状を見えなくさせています。
集会では、政府・資本家の真の狙いを暴き、皆さんとともに闘う道を探りたいと思います。
講演してくださる岸松江弁護士は、「労働契約法反対」の立場を貫いている自由法曹団弁護士会に所属していらっしゃいます。弁護士の立場からどう闘うかを話していただきます。また金静寅さん(在日本朝鮮人人権協会)、芦澤礼子さん(岩国と共に 蓮の会/基地はいらない!女たちの全国ネット)大西美子さん(公立学校栄養士)には闘いの現場や職場からの報告をしていただきます。
わたしたちはまた、2001年からHOWS(本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール)と共催で集会を行なっています。それを機にHOWS群読ゼミという活動も始まり、毎年「群読ひびき読み」という映像・音楽・朗読による構成劇を国際婦人デー集会で上演しています。今年は「先に起つのは君だ−戦争・貧困・失業をなくそう」というタイトルで、労働者の権利や平和について参加者が生活のなかで考えたことを討論しあい、セリフに仕立てて制作中です。
みなさまの集会への参加をお待ちしています。婦人デーのこの日、ともに立ちあがり、戦争反対!憲法改悪反対!生きる権利を守れ!の声をあげましょう。

国際婦人デー3.8東京集会実行委員会+HOWS/本郷文化フォーラム・ワーカーズスクールより

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○名称:国際婦人デー3・8東京集会
○テーマ:「憲法改悪反対!戦争・貧困・失業をなくそう 世界の女性の力で平和を!」

○日時:2008年 3月8日(土)1時30分開場 2時開会
○場所:全水道会館(東京都文京区本郷1−4−1)
○アクセス:JR水道橋駅東口(御茶ノ水より)下車2分、都営地下鉄三田線須藤橋駅A1出口1分
○資料代1000円(学生500円)
○主催 集会実行委員会+本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール(HОWS)
東京都文京区本郷3−38−10さかえビル2階小川町企画内
TEL03−5804−1656/FAX03−5804−1609 e-mail:hows@dream.ocn.ne.jp
○内容:
主催者あいさつ/ 古賀 圭(実行委員会)
講演/ 「労働法制改悪とどう闘うか」岸 松江(弁護士)
群読ひびき読み/ 先に起つのは君だ−戦争・貧困・失業をなくそうHОWS群読ゼミ

現場からの報告/ 金静寅(在日本朝鮮人人権協会)、芦澤礼子(岩国と共に 蓮の会、基地はいらない!女たちの全国ネット)、大西美子(公立学校栄養士)
アピール/国労闘争団他

※集会後デモ行進あり

○チラシよびかけ文:

働く女性のみなさん、反戦平和と女性の権利確立のために奮闘しているみなさん!3月8日は国際婦人デーです。この日は、20世紀初め、迫りくる帝国主義の戦争と圧制に抗して立ちあがった社会主義者の女性たちによって、「平和と女性解放を求め、世界の女性が連帯する日」として創設されました。100年後のこんにち、わたしたちはこの日を資本主義のもたらした戦争と貧困のなかで迎えなければなりません。
日本政府と企業は、激化する国際競争を理由に成果主義賃金を徹底させ、雇用破壊を進めています。昨年11月、就業規則を優先させ、労働条件切り下げを狙う労働契約法が成立しました。過労死か餓死か――労働者は正規・非正規の区別なく激しい競争にさらされています。なかでも働く女性は、二人にひとりが非正規雇用で、社会保険もなく、解雇の不安におびえながらの毎日を強いられています。さかのぼれば1985年、男女雇用機会均等法成立と引きかえに労働基準法の女子保護規定(時間外・休日・深夜労働の制限)が撤廃され、労働法制の本格的な改悪が始まりました。翌86年には労働者派遣法が施行され、のちに適用分野が拡大されて不安定雇用の非正規労働者が急激に増加し、日雇い派遣や偽装請負に象徴されるワーキングプアの大群が生み出されたのです。
また昨年5月、安倍政権が改憲のための手続き法(国民投票法)を強行成立させ、2011年に新憲法案発議、政府による国民投票の大宣伝へと、壊憲の時限爆弾は時を刻み始めています。いま「在日米軍再編」の名のもとに米軍基地の機能強化や、自衛隊の強化、日米軍事一体化が進められており、新テロ対策特措法が強行採決され、こんご海外派兵のための恒久法も画策されています。その先にあるのは、日本に二度と侵略戦争をさせないために制定された平和憲法の前文や9条の破壊です。またもし96条(憲法改正手続き)が簡略化されれば、あらゆる条項の変更が容易になり、憲法25条(最低限の生活を営む権利)、27条(働く権利)、28条(団結権、団体交渉権)など労働者の基本的権利すら奪われかねません。
しかしみなさん、この現状を嘆いてばかりはいられません。世界の仲間とともに、働く権利の保障と平和のもとで生きる権利を求めて闘いましょう。真の敵を見抜き、すべての労働者は団結しましょう。みなさんの集会への参加をお待ちしています。

○集会スローガン:
不安定雇用、過労死、首切りの「労働ビッグバン」を撤回せよ
正規労働者、非正規労働者はともに団結して闘おう
改憲に道をひらく「国民投票法」をつぶせ
新テロ特措法糾弾!恒久法を許すな
米軍再編反対!基地も安保もいらない
改悪教育基本法の発動を許すな
「日の丸」「君が代」強制に反対しよう
医療・福祉の商品化にストップを!後期高齢者医療制度を撤回せよ
朝鮮バッシング反対!アジアの平和を築こう
新自由主義に抗し、世界の女性と連帯して闘おう

Created by staff01. Last modified on 2008-02-17 10:24:42 Copyright: Default

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