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写真速報 : 根津さんの解雇を阻止!
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根津公子さんへの「君が代処分発令」は異例で、3月31日当日まで発令場所も時間も明らかにされなかった。都心から離れた南大沢養護学校で「免職」が強行される不安から、支援者が学校前に早朝から集まった。午前9時半、都教委職員2名が到着し緊張が一気に高まる。約80名の支援者による「クビにするな」の大シュプレヒコールが始まった。そして10時半すぎ、笑顔の根津さんが校舎2階にあらわれた。「クビにさせることはできなかった!」と窓から大声で叫ぶ。その瞬間、支援者から「やった! 勝った!」という地鳴りのような歓声が起きた。あとは涙だった。処分は停職6ヶ月だったが、まちがいなく運動側の勝利だった。

午後からは、根津さん以外の高校教員などへの処分発令が、水道橋の教職員研修センターで行われた。今回の処分者は合計20名、うち9名が初めての不起立だった。前回「停職3ヶ月」だった河原井純子さんは今回「停職6ヶ月」。「がんばらず、あきらめず、つながりを求めて、たたかい続ける」と全水道会館の集会で語った。その後、同じ場所で記者会見が開かれ、不起立者が思いを語った。TBSテレビをはじめ、マスコミの関心も高かった。(M)

動画(UnionTube)

↓処分発令を心配して早朝から南大沢養護学校に集まった人たち(31日朝8時半)

↓市民グループ「虹のたね」のメンバー

―――10時半「処分発令」――――――――――

↓根津公子さん「とにかくうれしい」

↓支援者は喜びと涙

↓教職員研修センターでの処分発令に抗議する人々(31日午後)

↓処分発令に抗議する集会(31日午後)


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