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写真速報 :JR不採用事件〜3・13 鉄道運輸機構訴訟不当判決!
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「時効」を理由に全て却下!許せない、鉄道運輸機構訴訟不当判決!

3月13日、東京地裁民事第19部(中西茂裁判長)は、国労組合員が鉄道建設・運輸施設支援機構(以下「鉄運機構」)に対して提訴したJR採用差別事件裁判で、原告の請求を全面的に棄却する不当判決を言いわたした。

今回の裁判は、1987年の1047名に及ぶ(内47名は亡くなる)国鉄職員解雇が不当であり、解雇の過程で国労を差別する「不当労働行為」があったことを国(清算事業団を引き継いだ「鉄運機構」)と真っ向から争う裁判であった。

過去2度の判決(05,9,15「鉄建公団訴訟判決」、08,1,23「全動労判決」)は、内容的に不十分ながらも「時効」については「論点」にならず、いずれも当局の「不法行為」を認定するものであった。そして本件においても提訴以来3年に及び、「不当労働行為」か否かの主張・立証が行なわれてきた。にもかかわらず、中西裁判長は「時効」を根拠に「不当労働行為」の有無について一切判断を示さず、原告の主張を全て退けた超不当判決を下したのだ。

東京地裁前は、全国から駆けつけた国労闘争団と支援者の不当判決に対する怒りで埋め尽くされた。(湯本)

動画(ユニオンチューブ)


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