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目が釘付けに〜フランスの劇団「ジョリモーム」を観た大学生の感想
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松原@ビデオプレスです。

フランスのパリ路上でうたう劇団「ジョリモーム」(写真)は、マクドナルドのストライキをはじめ労働問題や社会問題そして「反グローバリズム」など、独自の表現と歌声で、観客を魅了している。その路上コンサートを記録したDVD「歌は何のために」(20分)がクチコミで広がっているが、このほど大学生52人の感想が、制作元のビデオプレスに寄せられた。はたしてフランスの労働者文化は、日本の学生にどう伝わったのだろうか? 以下、感想を紹介する。なお「マクドのストライキ」の歌は、ユニオンチューブで観ることができる。

―ココカラ―

★あの通りで、あの人たちのパフォーマンスを聞いた人、見た人は少なからず何かを感じとることができたはず。

★歌うことでも闘うことや抵抗することができるということを知った。歌は表面の文字だけでは伝わらないようなことでも伝えてくれる。歌の力はすごい。周りの人間が共感することでたくさんの人に働きかけることができる。

★あんなに激しく社会問題について明るく歌っているので目がくぎ付けになった。「マクドのマック・ストライキ」は特に印象的、歌詞も面白い。

★大きな力に抵抗した人のことを伝えることは、これからの人がどうすべきかのヒント。

★戦争や人権侵害などに対する反戦歌。

★この歌は何かを伝えるための武器。

★聴いているこちらまで楽しい気持ちになるような歌だが、歌詞は心に痛く、考えさせられるもの。

★フランスの人はムミア事件やアメリカが行ってきたことの裏側を知った上で、路上で歌うという行動に出ている。

★陽気な割に歌詞がストレートでびっくり。彼らが一番大切にしていることは「自由」なのだろうな。

★とても真剣だけど、とても自由な表現。日本とは全く異なったアピールで、国の文化や人柄が出ていて魅力的。

★楽しい雰囲気の中にも訴えてくるものがある。

★路上の人は何気なく拍手をしていたが、はたして日本人がもし日本語でジョリモーム路上コンサートを見たとき、何人の人々が立ち止まり、拍手をし、彼らを讃えるだろうか。今の日本には全く理解できないという人がたくさんいるだろう。ジョリモーム路上コンサートで意味がわからないと言うことは恥ずかしいことだ。

★世界には様々な抵抗の表現がある。

★自分たちなりのやり方で自らの意志、思いを伝えることの大切さ、強さを感じた。

★すごく心にきました。彼らが伝えようとしていることに対して、知っている人や理解している人が日本の中にどれだけいるのか。というより、どれだけの人しか知らないのか。

★彼らは知識人。

★メロディが豊かな一方、現状を必死に訴える歌詞が印象的。メロディの明るさと現状の厳しさがうまくバランスをとれているから説得力のある音楽ができあがった。ひとりひとりのパフォーマンスがとても魅力的で、歌だけでなく全身で訴える姿に強さを感じた。

★海外では反戦や自由を訴える歌をよく聴くが、日本にはそういう歌が少ない。たかが歌かもしれないが、たった一曲で人の心を変えることができる。

★歌うということは、あたたかくて、人の足を止めて、人の心を動かすもの。彼らの歌声に足を止める人々も世界に関心を持っているのだろう。きっと日本だとこんなに集まらないんじゃないか。でも、小さな子供が一生懸命聴いていたところを見ると、日本でもこういう運動をやるべき。すべて理解できなくても、興味のきっかけになればいい。自分もやってみたい。

★とても面白い。良い歌詞。あれだけ人が集まるのも無理はない。もし日本の路上だったら。はたして同じくらい集まるでしょうか。

★あんなにストレートな歌詞で大丈夫? なんだか心配です。

★楽しく、難しくない状態で無関心から抜け出させてくれる。

★歌詞ひとつひとつに疑問や怒りなど様々な思いが込められており、考えさせられる。このような抵抗をするには勉強が必要であり、知識を得ることが大切。

★「私たちも立ち上がろう!」という強いメッセージが、歌からパフォーマンスから伝わってくる。歌でも私たちの気持ちは伝えられるのだ。

★あんな風に先頭に立って訴えることができるなんて、すごい勇気のある人たち。

★「もっといい世界を作ることは悲しいことでも空しいことでもない」という言葉が心に響いた。

★このような抵抗のしかたがあるのを初めて知った。すごく印象的。こういう活動で人の心は動かされるのだと思った。

★女性がムミアやルワンダの人々のことを叫んだのが印象的。歌詞を読みながら思わず泣きそうになった。いつかフランス語で理解できるようになりたい。

★初めて歌が力強いと感じた。

★ソウル・フラワー・ユニオンを連想した。こういう歌を歌う人たちがいて、それに耳を傾ける人がいる限り、人間は大丈夫なんじゃないかな。

★歌には大きな力がある。気持ちを言葉にして大きな声で主張するには勇気がいるが、歌にメッセージをのせみんなで歌えば大きな力になる。

★ユニークで面白い。日本ではこのような動きがないのがつくづく残念。

★久々にスカッとした。こんなふうに声を上げるのはいいなー。

★とてもかっこよくて力強くて感動しました。デモ行進やストライキに音楽があるのって、すごく良いなぁ。音楽に触れている人は生き生きしていますもんね。「名前を明かさず」の名前を連ねる部分を聴いただけで、すごくたくさんの人々がいるのに、最後の「あまりにも足りないけれど…」でもっともっとたくさんの人が迫害等に苦しみ戦っているんだと感じた。

★すごい。生で見てみたい。

★驚いた。あそこまでまっすぐな歌詞を付けられることは今の世界では難しいと思うのに、ストレートに歌っていたし、内容は重たいものが多いのに、とても明るくメロディに乗せている。聴きやすいメロディでメッセージを強く含ませた曲って、とてもすばらしい。日本もそのようなアーティストが増えたら良いのに…。

★僕もバンドをやっているのですが、彼らの人々に伝えようとする姿勢やそのブレない様には感じる部分がある。

★心に響いた歌詞。世界の人々は自分の周りで起こっている出来事の真の狙いを知り、行動を起こしている。それに対して日本人は行動力がない、というか無関心だ。

★なんてすばらしいのだろう。政府のやっている不適切なことを歌にしてわかりやすく訴えている。歌なら国境を越えて世界中の人々に聞いてもらえる。ぜひ日本に呼び、生で見たい。

★今までこういう歌は嫌というほど聴いてきたはずだ。歌だけじゃなく、映像としても、詩や活字でも見てきたはずだ。でも今日、「すべてがうまくいっていたのに」「名前を明かさず」を聴いて久々に鳥肌が立った。「すべてがうまくいっていたのに」はなんて皮肉な歌であろうか。いや、それは我々ではない、みんな自分が加害者でないと思って、世界で起きていることを無視している。知っていても、見て見ぬふりをしている。歌を歌うわけでも、大声で、活字にして何かを訴えるわけでもない。私だってただの「いや、それは我々ではない」と言っているうちの一人なのだ。もっとできるはずの、やらなければいけないことがたくさんあるはずなのに。知識を得た者は行動しなければならないのだ。

★歌によって言いたいことをはっきり言っている。平和を願っていることが本当に心の中まで伝わってきた。歌詞の中に強い批判の内容もあるが、それを堂々と歌っている彼らは正しいことを見抜いている。大切なことを伝えてくれていて感動した。

★すごいインパクトがあった。人もすごい集まっていたし、考えを伝えるにはみんなに注目してもらわないといけない。路上コンサートは考えを訴えるには有効的。音楽や歌詞のフレーズも記憶に残りやすい。

★楽しかった。歌で想いを伝えられることを教えてもらった。あのパフォーマンスは人の心を動かすものがある。

★すごかった。今までに犠牲になってきた平和を求めた人々の名前を、国・人種に関係なくすべて挙げて歌っていた。歌の最後の「そのかずは余りにも足りないけれど」が印象的。

★世界が良くなることを思って唄った歌はどの曲も表現力あり、インパクトありで、ついつい見入ってしまった。争いごとをするのではなく、歌を唄う伝え方があるから、こういった活動がもっと増えればいいな。

★身近なことから世界をとりあげた内容の歌を、すごくわかりやすく、また年齢人種関係なく歌っているのがすてき。

★すばらしい。日本にも呼びたい。

★日本にもし来ることができるのなら、ぜひ見に行きたい。明るい感じの曲でテンポはとても良く、しかし歌詞は政治についてよく考えられている。

★歌詞の内容がどれも興味深く、人々を引きつけるような歌ばかり。

★日本ではこのような大胆なパフォーマンスは今まで見たことがない。

★日本の明るい貧乏デモを思い出した。あれだけ暗く、あれた政治や生活を明るく歌うことで、かえって異常な事態の有様が迫力いっぱい伝わってきた。

★ただ演説をするだけより何倍も人を引きつけるし、効果がある。

★歌には人を動かす力がある。こうやって世界の人々が少しずつ変わるのだろうと思う。

以上


Created by staff01. Last modified on 2008-01-15 10:31:24 Copyright: Default

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