南京大虐殺70年〜幸存者の証言を聞く会in神戸 | |
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「私は、日本軍を許すことができない!」70年の時間を経ても消えることのない南京大虐殺幸存者の怒り! 今、「南京大虐殺60ヵ年全国連絡会」の招きで2人の南京大虐殺幸存者が大阪、東京、神戸等全国8ヶ所をめぐる証言集会が行なわれている。 12月4日には、「神戸・南京をむすぶ会」主催で、「南京大虐殺から70年 幸存者の証言を聞く会」が開催された。 証言したのは、伍 正禧さん(84才)と張 秀紅さん(81才)。二人ともグッテンタグ監督の映画「南京」に登場する幸存者だ。 伍さんからは、南京陥落直後「安全区」に避難していたところを銃剣をつきつけ踏み込んできた日本兵に、兄、叔父と従兄弟3人が中国兵とみなされ連行され、結局帰ってこなかったことが証言された。 張さんは、張さんを連れ去ろうとした日本兵から守ろうとする祖父を銃剣で脅し、結局張さんは無理やり日本兵に連れ去られていったという、わずか11才の時のあまりにも残酷な経験が話された。 張さんは、何度も「私は、日本軍を許すことができない」と語っていた。 南京では、70周年を記して「南京大虐殺記念館」のリニューアルオープンが12月13日行なわれ、「虐殺」を絶対に過去のものにさせない取り組みが強力に進められている。証言集会でも幸存者に同行して来日した「南京大虐殺記念館」の管 建梅主任が、リニューアルした「記念館」にぜひとも多くの日本人が来てほしいと訴えた。 しかし、日本では「虐殺」を否定し、「慰安婦」に軍は関与しなかったという論調が益々はびこりつつある。そしてマスコミもほとんど「南京大虐殺70周年」のことを報道していない。今こそ労働組合、市民レベルでの運動の強化が問われているのだ。(湯本雅典) Created by staff01. Last modified on 2007-12-06 12:07:37 Copyright: Default |