新刊『もうガマンできない!広がる貧困』 | |
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首都圏青年ユニオンの河添です。
反貧困ネットワーク準備会の企画でできた本を紹介します。 私も少し書いています。 貧困とたたかう運動をどのようにネットワークしながらつくっていくかを考えるためにも、ぜひ読んでいただけますと幸いです。 ―――――――――――――――――――――― 『もうガマンできない! 広がる貧困』 ◆サブタイトル 人間らしい生活の再生を求めて ◆著・訳者名 宇都宮 健児、猪股 正、湯浅 誠編 ◆本体価格 1300円 ◆体 裁 四六判 / 縦組 / 並製 / カバー ◆頁 数 200頁 ◆刊行年月 2007.07 明石書店 ◆I S B N 4-7503-2584-8 ◆キャプション 2007年3月24日、反貧困を訴える集会が東京で開かれた。当日の報告も交え、非正規労働者、シングルマザー、障害者、高齢者、多重債務者、在留外国人など、貧困にあえぐ当事者の声を収載。また湯浅誠、雨宮処凛等の論者が現状分析と解決への展望を語る。 ◆内容構成 はじめに 第1部 生活――その危機と再生 第1章 シングルマザー 【当事者の声】DVから逃れて、時間をかけて暮らしを立て直したい(Aさん) 【論点】女性全体の貧困の中でのシングルマザーの現状(赤石千衣子) 第2章 多重債務被害者 【当事者の声】やっと、多重債務から抜け出して……(Bさん) 【論点】多重債務の解消から貧困の撲滅へ(宇都宮健児) 3章 障害者 【当事者の声】生きることは大変だけど――精神医療ユーザーの立場から(石井真由美) 【論点】1 障害者の生活と経済状況――市民としての自由と尊厳を(三澤 了) 【論点】2 制度上つくられる格差 難病の立場から(山本 創) ――出口の見えない訓練主義ではなく、すべての人を包含する労働施策を 第4章 高齢者 【当事者の声】生存権裁判にかかわって(横井邦雄) 【論点】高齢者の福祉切り捨ての現状(舟木 浩) 第2部 労働――その危機と再生 第5章 労働の貧困化 【当事者の声】新日雇労働「スポット派遣」の実態と権利向上の取り組み(関根秀一郎) 【論点】貧困化・差別化される労働と政策の焦点(中野麻美) 第6章 新たな労働運動 【当事者の声】騙され続ける派遣労働者たちとその現状(小谷 誠) 【論点】貧困に立ち向かう新たな労働運動(河添 誠) 第7章 セーフティーネット 【当事者の声】過労死に倒れた夫に代わり、会社と闘う(中島晴香) 【論点】社会的セーフティーネットの再構築に向けて(小島 茂) 第3部 人間――その危機と再生 第8章 「生きること」の困難さ 【当事者の声】作家・雨宮処凛さんに寄せられた、読者からのメール 【論点】自分を責めないで、堂々と社会保障を要求しよう(雨宮処凛) 第9章 外国人女性 【当事者の声】外国人DV被害女性の立場から(天野アンチェラー) 【論点】外国人女性と公的支援――シェルターから見えること(高木澄子) 第10章 メディアと貧困 【当事者の声】テレビで放送したネットカフェ難民の証言 【論点】メディアから見た「ネットカフェ難民」(水島宏明) 第11章 人間の再生 【当事者の声】憎み合わなくてもいい社会へ(金城一史) 【論点】自らの声に気づくことがはじめの一歩(湯浅 誠) おわりに 人間らしい生活と労働の保障を求める3・24東京集会宣言 3・24東京集会実行委員会 本書で紹介した団体および関連する団体の連絡先 Created by staff01. Last modified on 2007-07-05 11:16:25 Copyright: Default |