反G8闘争:6月2日の日本人逮捕者の報道について | |
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WSF連絡会の大屋です。
先ほどからいくつかのMLで、NHKで日本人逮捕の報道が出て いますが、現地で連絡をとっている方から、次のメールが来ま したので転送します。 --- > To:大屋 定晴 > Subject:反G8闘争:6月2日の日本人逮捕者の報道について > Date:Mon, 4 Jun 2007 06:36:14 +0900 転載歓迎 先頃からNHKなどで、6月2日のG8反対行動で日本人の逮 捕者が出ているという報道がなされています。本日夕刻に、そ の逮捕者に該当すると思われる方に偶然会いました。24時間の 拘留のみで無事釈放されたそうです。今回の逮捕は、直接行動 に参加したかどでなされたのではなく、たまたまスカーフで口 を覆って現場の写真をとっていたところ逮捕されたというもの です。ドイツでは覆面をつけて政治的表現をおこなうことは「 違法行為」にあたり、恣意的な逮捕がおこなわれる場合があり ます。ドイツでは政治的表現を行う際に、「覆面をしてはなら ない」や「安全靴をはいてデモをしてはならない」など、信じ がたい法的/警察的規制がまかりとおっているわけです。また 、逮捕された方によると、逮捕時にはおそらくとりかこまれて リンチされ、「facking jap」など罵声を浴びせられて、明ら かに違法な取り調べを強制され、カメラなどの貴重品の多くが 当局によって処分されたそうです。 この逮捕事件が、今回の反G8運動に対する警察当局の異 常な弾圧ぶりを象徴しています。2日の集会の実態は、集会へ の解散命令(解散命令それ自体が不当なものであり、日本のひ どい規制と比較しても無茶苦茶ですが)を理由に、警察は何度 も何度も会場の中に部隊での突撃を繰り返し、挑発と弾圧を繰 り返しました。逮捕時の場面を何度か目撃しましたが、言い表 せないような暴力行為がおこなわれていました。日本の報道で は運動側が一方的に暴力と挑発をおこなったかのように報道し ているようですが、2日のデモ/集会における数百人の逮捕者 のなかに、今回の日本人の方のような事例が多く含まれている ということを、広くお伝えください。 木下ちがや(PP研)、平沢剛(No!G8 Japan) Created by staff01. Last modified on 2007-06-04 09:30:58 Copyright: Default |