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LNJ Logo 連休明け後、与党共謀罪審議入りを主張か
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みなさま

角田です。

連休明け後、与党が衆議院法務委員会で共謀罪の審議入りを
の動きを強める可能性がでてきました。
気を引き締め、共謀罪反対・廃案の運動を進めましょう。
5・13「これでもか!! 笑って読み解く大共謀集会」にご参加く
ださい。

与党が共謀罪審議入りを進めている思われる第一の理由は、
少年法改悪案、更生保護違法案の強行採決で法務委員会に
付託されている議案は、共謀罪と二つの民主党議案(議員立法
)のみになったからです。
参議院で審議・採択された法案がいくつか衆議院にまわってき
ていますが、まだ法務委員会におろされていません。
このままいけば、与党が民主の議員立法案をまともにとりあげ
られるはずもなく、否が応でも共謀罪の審議入りが問題になり
ます。

第二の理由は、改憲手続き法など四つの法案が政府・与党に
より強行採決されましたが、そのうちの二つは衆議院法務委員
会でおこなわれました。
これは、実に異常なことといわなくてはなりません。なぜ、与党
法務はこれほどまでに強行採決にこだわるのか。
とにかく強行採決をおこなう、その実績を積み上げる、そのこと
で、やるときは共謀罪でも何でも強行採決をするという威嚇をお
こなっていると考えられます。

第三の理由は、2月にだされた与党修正案は関係省庁と根回し
をしてつくられたものではないらしいということです。
早川理事が率先してつくったといわれる修正案は、法務省など
に根回しなしにおこなわれたといわれています。法務省は、与党
修正案に「批判的」とさえいわれています。与党修正案は、いま
までの法務省の「条約と共謀罪」に関する説明などを否定するも
のであるだけにそれも当然といえます。
そのことは、2月はじめの与党修正骨子案より2月下旬の修正案
の方が共謀罪対象犯罪が周囲の圧力で増えたといわれているこ
とからも推察することができます。

第四の理由は、参議院選を控え、与野党の対決ムードが高まる
なかで、政府・与党は強行採決ムードまん延だということです。
法務省が積極的に動きそうもない与党修正案が審議・成立する
見込みなどあるはずがありません。
自民党の早川理事ら与党法務の共謀罪推進派は、この政府・与
党の強行採決モードにのっかり、法務委員会での強行採決を繰り
返すことで、野党に共謀罪強行採決の脅しをかけ、自分たちの主
導のもと与党修正案を土台とした修正協議の道をひらこうとしてい
るのです。


私たちは、連休明け後、早川理事ら共謀罪推進派による共謀罪
審議入りの動きが一挙に強まる可能性があるとみなくてはなりま
せん。
気を引き締めて、共謀罪反対・廃案の運動を強めましょう。

以上です。

Created by staff01. Last modified on 2007-05-01 19:45:10 Copyright: Default

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