日本国憲法は押しつけにあらず | |
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坂井貴司です。
現行の日本国憲法は、第二次世界大戦後にアメリカが押しつけたものだ、とい う認識が根強くあります。安倍首相もその一人です。だから憲法を日本人の手で 改正しよう、というわけです。 そうではない、実はあのころ多くの日本人たちが、熱い思いを込めて憲法草案 を作り、これが今の日本国憲法のもととなった、ということをを示すテレビ番組 が今日(2月10日)NHK教育で放送されます。 NHK教育 ETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」 http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=501&date=2007-02-10&ch=31&eid=7016 1945年12月、在野の学者やジャーナリストが集まって結成した「憲法研 究会」が、大日本帝国憲法に変わる新しい憲法草案を発表しました。国民主権と 人権尊重の原理を掲げ、法律の下の平等や、拷問の禁止を盛り込んだ画期的な内 容でした。この草案にアメリカも着目し、日本国憲法にその条項を取り入れまし た。 憲法改正が現実のものとなりつつある今、これを考える上で必見の番組である と思います。 Created by staff01. Last modified on 2007-02-10 11:49:21 Copyright: Default |