第6回東京プライドパレード〜セクシュアル・マイノリティが働きやすい職場に | |
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「性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)の可視化」と「社会との共生」をテーマに掲げ、「第6回東京プライドパレード」が8月11日(土)、開催された。参加者は約2800人。 過去5回のパレードは「東京レズビアン&ゲイパレード」の名称で行なわれてきたが、パレードが様々なセクシュアリティの人によって担われている事実をふまえ、「ゲイ」「レズビアン」にとどまらず、全てのセクシュアリティに開かれたパレードであることを表すため、今回から「東京プライドパレード」と名称変更された。 パレード出発前のステージではHIVについての理解を深めるシンポジウムや、様々なセクシュアリティの人たちが参加するブラスバンドの演奏が行なわれた。ステージ前の会場では各団体がブースを構え、宣伝や物販を行なった。 午後3時半、12台のフロート(先導車両)が次々に出発した。コースは代々木公園〜渋谷〜原宿。35度近い炎天下だったが、参加者は思い思いの衣装を着たりプラカードを持って、沿道の人たちと、メディアを通じた全世界の人たちへ向けて、自分達の存在と「プライド」を訴えた。 パレードのプラカードに「ゲイはあなたの学校や職場にもいます」というものも。セクシュアル・マイノリティは自分の周りに「居ない」のではない。差別・偏見によって「見えない」、否、「見えなくさせられている」という現状なのだ。 セクシュアル・マイノリティにとっての労働環境は、セクシュアル・マイノリティではない人たちに比べると、格段に働きにくい状況にある。パレードには、セクシュアルマイノリティであることを理由とした不採用や不当解雇を受けた当事者も参加していた。 誰もが働きやすい職場を。働ける権利を。労働運動の課題は尽きることはない。 一花花(文と写真) Created by staff01. Last modified on 2007-08-12 23:49:24 Copyright: Default |