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韓国山本労組のたたかい〜キャンドルに70人
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秋本です。

●12月22日(金)午前7:30〜午後7:00 第39回本社行動(馬山では176日目の 篭城闘争)とキャンドル・アピール。

参加者は70名以上。今年最後の本社行動。早朝8時前後に本社に出勤する社員にチラ シを渡しました。集団でかたまって出勤、チラシを受け取るも無言でした。中には手を振ってくれた社員もいました。裏口は無用心にも 施錠はされておらず、狭い通路を黙って2人の若い社員が奥へと姿を消しました。明らかに本社側もダメージを受けていると感じました。もう、いい加減にやっていられないと。

 午前中、当該たちは翌日帰国するにもかかわらず疲れた様子で元気がありませんで した。しかし、諦めとかの姿勢ではなく長期戦を覚悟して葛藤している姿と受け止めています。当該たちの苦闘を受け止めるごとく、支援者が続々と駆けつけました。今年中に交渉の糸口は見出せなかった、反省の意味も込めてキャンドル・アピールでは神奈川シティーユニオンの 村山委員長が「この闘いは長期戦になる。当該はがんばっている。支援がもっとがんばらないといけない。来年は社長宅に行くとかある程度危険をおか しても打開策を切り開かなくてはならない」と強烈にアピールされました。神奈川シ ティーユニオンの韓国人労働者からは韓国山本のスローガンが胸に残ったと「生きる ための苦しみが、死ぬことよりつらい」と韓国語で 何回も声に出しました。ノレの会、ペルーの闘争歌、HOWSの女性のすばらしい歌と、 歌や律動が韓国だけにとどまらず、日本の側が積極的に行ったことが印象的でした。韓国山本労組を応援する会、神奈川シティーユニオン、全統一、電通 労組、オリジン電気労組、韓統連、葛飾国労支援協、北部労協、板橋区民、関単労、 AWC、出版ネッツ、ATTAC、新社会党、ノレの会など力強い連帯発言をいただ きました。当該の決意も行いました。

最後 に韓国山本労組のホ・ジンオクさんが日本語でシュプレヒコールを行いました。「生 存権を死守して闘うぞ!」と上手に訴えました。そこには生きるために相手に伝えな ければならないぎりぎりの姿がありました。支援の皆さんもきっと同感されたのでは ないでしょうか。

第6次遠征団は今回誰一人として泣く人はいませんでした。毅然と 立ち尽くしていました。23日71名の命運を背負った闘士3名がその偉大な任務を果た し一旦帰国しました。本当にごくろうさまでした。韓国山本労組を応援する会は来年さらなる 試練に当該と共に最後まで闘う決意です。共に闘いましょう!


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