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緊急アピール〜12・5国会前集会へ1万人の結集を
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大内裕和です。

全国の皆さんへ

 「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」呼びかけ人 の大内裕和です。参議院での成立を阻止できるかどうか、 最大のヤマ場を迎えました。

 <緊急の呼びかけ>を書きました。一人でも多くの方に、 そして一つでも多くの労働組合、市民団体に連絡をどうぞ よろしくお願いいたします。私たちの力を合わせましょう。

<緊急の呼びかけ>

 教育基本法の改悪をとめよう!12・5国会前集会に1万人の結集を!
  2006/11/29  大内裕和

 11月16日(木)の衆議院本会議において、野党が欠席する なか、与党(自民党・公明党)は教育基本法「改正」法案の単独 採決を強行し、11月22日(水)から参議院特別委員会での審議 が始まりました。11月24日(金)の参議院特別委員会において、 伊吹文部科学大臣は教育行政に関して「教育は、法律の定める ところにより行うべきもの」と規定した政府の教育基本法「改正」法案 について、「国会で決めた法律は、国民の意思だ。これと違うことを 特定のイズム(思想)や特定の思想的背景を持ってやることを禁止 しているのがこの条項だ」と述べました。議会で多数派を形成する 特定の政治勢力が教育内容を支配し、それに逆らうことを禁じる という教育基本法改悪の狙いがはっきりと示されました。また巨額の 税金を使った「やらせ」タウンミーティングの実態が明らかになりつつ あります。政府の教育基本法「改正」法案提出の前提であった 主権者の合意形成はなされておらず、法案提出の根拠そのものが 崩壊しています。それにも関わらず参議院での審議が進められ、 臨時国会での成立が狙われています。

 こんな暴挙が許されていいのでしょうか。「教育の憲法」である 教育基本法が、与党の「多数の力」によって根本から改悪されよう としています。今こそ、教育基本法改悪反対をあらためて強く訴える 必要があります。

 「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」 (http://www.kyokiren.net/)は、参議院審議のヤマ場である12月 3日(日)から10日(日)まで、「子どもたちは見ている!! 全国 ツツウラウラ同時行動」を呼びかけました。この期間の12月5日 (火)に「教育基本法の改悪をとめよう!12・5国会前集会」(18時 から19時、場所:衆議院第二議員会館前)を行います。9月26日 (火)の臨時国会初日から毎週火曜日に行われてきた国会前集会 は、この秋の教育基本法改悪反対運動において大きな役割を果 たしてきました。全国から毎回約300人〜500人が集まり、改悪 反対の声を直接国会に届けてきたのです。12・5集会は10回目 の国会前集会であり、参議院での法案成立を阻止できるかどうか の重要な時期に行われます。私は全国の皆さんに「教育基本法 の改悪をとめよう!12・5国会前集会に1万人の結集を!」呼びか けます。

 全国連絡会主催の「教育基本法の改悪をとめよう!11・12全国 集会」には8000名の人々が集まり、11月24日の福岡での集会に は7000人、11月25日の北海道での集会には1万人を超える参加者 があるなど、改悪反対運動はこれまでで最大の盛り上がりを示して います。これら全国の力を国会へ直接届けることが、今ほど求めら れている時はありません。

 「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」は、教育基本法 改悪反対の一点でつながっている市民のネットワークです。呼びかけ 人の小森陽一さん、高橋哲哉さん、三宅晶子さん、そして私の4人 はこの約3年半、教育基本法改悪阻止を訴えて全国をまわってき ました。教育基本法の改悪に並々ならぬ思いで反対されている人々 が、全国各地にいらっしゃることを私はよく知っています。この3年半の 闘い、さらに戦後、教育の自由と平等のために闘ってきた多くの人々 の思いを無駄にしないためにも、ここで改悪阻止のために立ち上がる ことがどうしても必要です。

 教育基本法の改悪に反対するすべての労働者・市民の皆さん! 「教育基本法の改悪をとめよう!12・5国会前集会」への参加を ぜひともよろしくお願いします。


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