気を緩めず、共謀罪反対運動強めよう | |||||||
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みなさま 角田です。 6月9日(金)12時から衆議院第二議員会館第一会議室で共謀罪の新
設に反対する市民と表現者の集いが開かれます。 共謀罪をめぐる情勢は、与党の民主案丸呑み、外務大臣の否定発言、 民主党の共謀罪採決反対という二転三転の劇的な展開をみせていま す。 新聞などでは、与党が今国会での採決を諦め、共謀罪を継続審議とす ることになったと報道されていますが、これは信用できません。 与党の民主案丸呑みは、なんとしても今国会で共謀罪を採決・成立さ せたいという意思のあらわれです。 なぜ、これほど、与党はあせったのかということです。 それは、共謀罪が明確に与野党の対決の最大ともいうべき争点におし あげられたからです。 話し合うことが罪になる共謀罪は、文字通り言論、思想を処罰するもの であり、日本の刑法の原則を根本からくつがえすものです。 それゆえに、共謀罪の危険性が明らかになる中で、共謀罪反対・慎重 審議の声が強まりました。 野党は、この声に励まされ、議員数が圧倒的に劣勢という不利な状況 をはね返し、共謀罪反対、共謀罪廃案で頑張っています。 民主党が共謀罪採決を強行すれば全審議のストップも辞さないという 決断をしたことは与党に決定的打撃を与えました。 この結果、与党にとって共謀罪という喉に刺さった骨をとらなければ、国 会審議が進展しないという危機に直面したのです。 そこで国会を「正常化」させるために、与党は民主案を丸呑みするとい うペテンにでたのです。そのペテンは直ちに暴露され、破産しました。 しかし、与党は、今国会での衆議院法務委員会での採決、参議院送致を あきらめたわけではありません。 今国会で採決を強行できなければ、共謀罪は廃案の可能性がでてくるか らです。衆議院で採決し、参議院に送っておくのと、衆議院法務委員会で 継続審議のままでは意味が違います。衆議院での継続審議は、三度の廃 案(しかも今回は最後的な廃案になるかもしれない)に直結します。 与党が衆議院法務委員会での採決にこだわりつづけることは疑いありま せん。 私達は、今国会終了まで、気をゆるめることはできません。 さらに共謀罪反対の声、運動を広げ共謀罪を廃案においこみましょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■6・9共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Created by staff01 and Staff. Last modified on 2006-06-04 17:24:29 Copyright: Default |