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森広@アジア記者クラブ(APC)です。

行事が相次いでいる中で恐縮ですが、元共産党参議員の筆坂さん に講演をお願いしました。天木直人さんも駆けつけると話してい ますので、闊達な議論を展開できることを期しています。23日 のシンポジウム「『中国の脅威』は存在するのか」とあわせて宜 しくお願い致します。(5月16日)

アジア記者クラブ 緊急講演会
2006年06月01日(木)18時45分〜21時00分
豊島区立勤労福祉会館(東京都豊島区西池袋2-37-4)

「『党に敵対する転向者』とは誰なのか?」 筆坂秀世緊急講演会

「『国家の敵』を自ら作って自滅した」。東西ドイツ統一後に旧東ドイツの劇作 家ハイナ・ミュラーが、東ドイツの体制崩壊の理由を問われて答えた言葉だ。こ れはソ連邦はじめ崩壊した他の社会主義諸国にも共通する現象である。「日本共 産党」(新潮新書)を上梓された日本共産党元参議員の筆坂秀世さんに対して、 日本共産党執行部による筆者の全人格を否定するような攻撃が相変わらず執拗に 続けられている。戦後、こうした党の体質に嫌気がさして離党した人は数知れな いという。それを裏づけるように、党勢は退潮の一途である。嫌われる政党の一 番に挙げられても、無謬を唱え、自党だけが野党(確かな野党)であることを連 呼し、常任幹部会による上意下達でのみ動く革命政党。カルト教団と紙一重だと 揶揄されても仕方がないのも事実だ。しかし、筆坂さんは、問題を矮小化しては ならないと説く。共産党に凝縮された問題の数々は、市民運動も含めた日本の社 会運動に内在する弱点でもあり、保守地盤の強さと表裏一体なのだと指摘する。 当日は、共産党も含めた日本の左翼軸の再構築という時代の緊急課題に応えるた めには何が不可欠なのかを、著作執筆時より掘り下げて、自らの党体験を踏まえ て参加者の皆さんとともに考える問題提起の場としてお話しいただきます。

ゲスト:筆坂秀世さん(元日本共産党参議院議員)
参加費:会員1000円、ビジター1500円(学生は会員500円、ビジター1000円)

※予約の必要はありません。
※記者職でない方でもどなたでも自由に参加できます。
※お問い合わせはアジア記者クラブ事務局まで。
※終了後、名刺交換会を兼ねた懇親会を行います。

チラシをダウンロードする(PDF 115KB) http://apc.cup.com/apc20060601.pdf


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