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救援ニュース9〜渋谷24号も本日釈放される
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□□□ メーデー救援会メールニュース No.09 □□□

2006年5月11日(木)、渋谷署に勾留されていた仲間に対して勾留延長の請求がかけら れず、午前9時すぎに釈放されました! 友人に連絡を取った本人曰く「ハンストに 勝利しました」。カミソリの本数増加こそなかったものの、目の前でのカミソリの消 毒を勝ち取ったそうです。しかも本人は体調を崩すこともなく元気な様子。

弾圧はこれで終わりではなく、生活を破壊された弾圧被害者への連帯や、違法逮捕・ 違法勾留・警察の器物損壊に対する弾劾キャンペーンは引き続き必要です。私たちの 闘いはまた新たなスタートをきったといえると思います。

とにもかくにも、皆様のご支援・ご注目に深く感謝いたします! ありがとうござい ました。

□□□ メーデー救援会メールニュース No.10 □□□

さて、すでに渋谷署24号釈放の速報のなかでも伝えた通り、24号さん要求のカミソリ (シェーバー)の個別支給は通らなかったものの、使うごとに消毒という一定の勝利 を得ました。

そして、それは単なる個人的な要求に留まらず、9・10・11・12房に留置されている 様々な人たちの圧倒的連帯と支持によって処遇改善要求として掲げられたものである ということが、今、本人から伝えられました。つまり“房内連帯”どころか“房外連 帯”となって留置所内にこの運動が広がったのです。

午前中の「運動時間」での交流で、多くの人たちがこの処遇改善要求に興味を示し、 「大阪ではT字のシェーバーが個別に入っていた」「上野署でも個別支給だ」などの 情報共有が行なわれ、改善を勝ち取るための連帯感がつくられていったそうです。

渋谷署24号さんは10房に入れられていたそうですが、以下の要求項目をまとめたプラ カードを格子窓の前にぶら下げてハンガーストライキを決行していたそうです。これ も10房内で圧倒的な支持を得て行なわれた要求行動です。

【ひげ剃りで肝炎・エイズはいや】 ・シェーバー・爪切りを使用ごとに消毒せよ ・個人のシェーバー・爪切りを使わせろ ・回答があるまで飯を食わんぞ

そして、要求のうち、「使用ごとの消毒」が勝ち取られたわけです。

渋谷署24号さんは11日で釈放となりましたが、要求項目を掲げたプラカードを10房の 人々に託してきたそうです。その人権防衛の成果が奪われないためにも、私たちはこ うした代用監獄での、ひいては刑務所での「処遇」という問題についても深く考えて いく課題を与えられたように思います。

渋谷署24号さん、やっぱり私たちはあなたを誇りに思います。

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