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政府は自衛隊の即時撤兵を決断せよ 米英臨界前核実験に抗議せよ 大地 実 戦争がはじまる前から指摘していたことが次々と起こる。予測が当たれば当たるほど悲しくなるとともに、殺人者に対して怒りがこみ上がる。 今や世界中の市民の前にも明らかになったウソの大義をでっち上げ、国際法に違反するイラク民衆無差別殺戮・資源略奪・侵略戦争を起こした米英は、イラクでも大量破壊兵器と核兵器(劣化ウラン弾)を実戦で大量に使用した。 米英は、民衆に対する無差別殺戮を「付帯的犠牲」とうそぶき、劣化ウラン弾を「通常兵器」とうそぶき、平和の中で人らしく生きることを愛する世界の市民の非難と反発を買った。当然である。 米英軍将兵による、暴行、拉致、拷問、強姦の多発とその犠牲者もすでに明らかとなった。平和の中で人らしく生きることを愛する世界中の市民の非難と反発を買った。当然である。 イラクでは、治安はますます悪化し続け、宗教対立を煽る各種の謀略工作が渦巻き、今や、内戦になりかねないほどの大規模な武力衝突がはじまった。 イラク民衆無差別殺戮・資源略奪・侵略戦争の裏で度を超えた汚い金儲けに狂奔する死の商人たちと結ぶ笑顔のファシストらの極悪勢力がいる。彼らは武力紛争・戦争を煽り、謀略工作を続け、ますます度を超えた汚い金儲けに狂奔する。 良心に恥じぬ真の勇気とは過ちを認めることにある。今や、日本政府に真の勇気があるならば、即時自衛隊を撤兵すべきときである。不幸中の幸い、両者に犠牲が出る前に決断できる最後のチャンスであろう。それこそ一刻を争うときである。政府が優柔不断を続け、自衛隊員やイラク人に犠牲が出れば、その結果責任は当然負うべきである。 米国はさらなる蛮行として、2006年2月24日(現地時間では2006年2月23日)、米国のネバダ州で22回目となる臨界前核実験を英国と共同で行なった。 平和の中で人らしく生きることを愛する世界の市民の一員である私は、核兵器の保有・開発を進めるいかなる行為も、人類の生存に対する敵対行為として断じて許すことはできない。わずか21ヵ月で再開された今回の臨界前核実験を厳しく指弾する。日本政府は広島、長崎の惨劇を二度と繰り返さず、世界のあらゆる国に先駆けて核兵器の廃絶を訴えるべき立場にある。米英両国に対して毅然と抗議すべきである。 Created by staff01. Last modified on 2006-02-25 13:07:27 Copyright: Default |