裁判前日の10日、香港では100人を越える市民が、韓国と日本の12人のハンストに連帯する24時間ハンストを行った。 観塘裁判所前に集まったハンスト参加者たちは、WTO政治犯の釈放と起訴取り下げを政府に要求した。

起訴された12人がハンストを開始して以来、現地の社会団体は毎日支援キャンドル集会を開催し、市民に対してWTOの不公正な政策と、昨年末の閣僚会議での壊滅的な衝撃を訴えてきた。 このキャンドル集会には、多くの労働組合や現地の社会団体、独立メディアグループ、そしてPolytechnic大学の教授やフィリピンの国会議員などが参加し、 発言や歌などで12人のハンストを支援してきた。 これを通じ、集まった人々はこの闘いの根が、人々のためではなく、大企業の利益のために、WTOをはじめとする組織と香港政府が結託して行った組織的な暴力なのだということを確認した。

戦いは続いている。 起訴された人々は、保釈の条件のためにキャンドル集会に参加することはできなかったが、ハンストに参加している香港現地の活動家グループは 11日に開かれる法廷での審理まで、裁判所前で24時間のハンストを続ける。

原文はHKPA英文サイトに掲載された2006/1/10付の記事。写真もHKPAサイトより。 翻訳は安田(ゆ)

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