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ひどい会社の対応〜韓国山本労組を支援しよう
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「ノレの会」「韓国山本労組を応援する会」の尾澤邦子です。

教育基本法改悪、共謀罪、憲法改悪などに対する闘いで、お忙しいこととは思いますが、工場閉鎖・全員解雇に対して、韓国から日本本社に話し合いを求めて来日している韓国山本労組の闘いにご支援・ご協力をいただきたく、報告と支援の要請をいたします。

東京都板橋区清水町にある(株)山本製作所は、1973年、韓国の馬山自由貿易地域に100%出資の韓国山本製作所を設立し、主に時計の文字盤の生産を行ってきました。しかし経営難を理由に今年6月末、一方的にFAXで廃業を宣言しました。

韓国山本労組は、社長の辞任と雇用維持、工場再稼働を要求して労使交渉を行ってきましたが、韓国山本のソ・ギルヨン社長は、7月11日付けで社員の個人口座に退職慰労金を一方的に振り込んだまま、行方をくらましてしまいました。一方、日本の山本本社は「韓国山本は外資企業であっても韓国法人だ。当社は当事者ではない。韓国内で解決すること」と突っぱねた対応に終始しています。

韓国の現地では、韓国山本の組合員たちが工場を占拠し、解雇撤回・工場再稼働を求めて籠城闘争を続けています。また7月から第5次にわたる日本遠征団を組織し、日本本社に話し合いを要求して本社前での行動を行っています。

本社は当初より、玄関のシャッターを下ろし、門を固く閉ざし、一切話し合いに応じない態度をとり続けています。11月2日現在、シャッターの前には大きな植木鉢やプランターをいくつも置き、ロープをはり、シャッターに近づけないようにしています。また門には金網をはり、重油を塗って手を触れられないようにしています。

応援する会の仲間が「話し合いをするべきではないか」と会社に電話したところ、「総務の担当」と名乗る男性が電話口にでて「退職金を払ってすでに解決している」「会社の中に入ったら逮捕する。警察と相談しながらやっている」「そのうちお金がなくなってあきらめるだろう」などと言っていました。なんという労働者に対する侮辱でしょう!

レイバーネットのみなさん!山本本社に抗議の電話、FAXを送ってください!

<抗議先>

株式会社 山本製作所(社長・山本輝一)
東京都板橋区清水町4−4
電話:03−3961−4601
FAX:03−3961−6646
韓国から海を越えて、日本に闘いに来ている韓国山本労組を激励してください。本社前抗議闘争の日程は、随時レイバーネットのホームページに掲載いたします。山本本社の対応がいかにひどいか、韓国山本労組の怒りを現場で共有していただけたらと思います。共に闘いましょう。
よろしくお願いします。トウジェン!がんばろう!


Created by staff01. Last modified on 2006-11-04 10:15:06 Copyright: Default

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